akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

こども映画館2011

2011-08-05 | 活弁
国立近代美術館フィルムセンター【こども映画館2011】

今年は7月30日(土)にアニメ『ココさんの消防夫』とベン・ターピン、メ―ベル・ノーマンド主演のマック・セネット喜劇2本の3本立て。
8月5日(金)に、長編『ピーターパン』(1924/米/100分)。

FEBOの小沢あきさん、永田雅代さんの音楽で、親子で活弁を楽しんでいただきました。

7月30日は、不思議なお話ばかりなのですが、子どもたち、いやぁ笑ってました。喜劇役者ベン・ターピンは、さすが。その顔と動きだけで爆笑を誘っていました。

8月5日は、早くからキャンセル待ちという『ピーターパン』人気。先生が引率して団体で参加した子どもたちも。
とにかくよく出来た無声映画作品で、大人しく見ていなくていいよと言ったせいか、100分もある作品ですがみんなまったく飽きずに、食い入るように見て、終始反応がよく大笑い。

「なんでしょう、火の玉のような…光の玉が入ってきました…みんなはもうわかってるかな?」『ティンカ―ベル~~!!』
「それから、窓からそ~っと、あの少年が。…彼の名前は?」『ピーターパン!!』

「ひっひっひ、さらば、ピーターパン。この毒で、永遠に眠ってくれい」『あ~!ダメ!ダメ~』

ドキドキハラハラ、会場全体テンションの高い公演でした。

それにしても、大人になることを拒否した少年の物語「ピーターパン」って、本当に子どもの本質を描いています。

―そんなわけで、子どもたちが、陽気(快活)で無邪気で、自分の感情中心(ゆえに時々残酷)な生き物である限り、この物語も続くのでありますー
(〆の字幕より)

再演できる日を楽しみにして。
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