冬シーズンが始まり、加湿器を使い始める前に掃除しておいた、東芝の空気清浄機CAF-KP40X。最近少しご機嫌斜めで、異音がしたので、分解点検した。

角型が定番の空気清浄機だが、これはユニークな丸型をした空気清浄、加湿器。中心の遠心ファンでHEPAフィルターに空気を送り、ゴミ、埃、花粉などを除去、そして、その外側に水で濡れたウイッグが回っているので、浄化された空気はウイッグを通って排出されるので、空気を水で洗って再度浄化をしている格好だ。

蒸発式の加湿器は熱い湯気が、超音波式の加湿器は冷たい霧がいかにも加湿してますという具合に出るが、こいつはいつの間にか空気浄化と加湿ができていて、音も静かで心なしか湿り気も柔らかい感じがして好きである。
全ての加湿器で起こるのが、水道水中のカルキの凝着。蒸発式の加湿器なんぞは、蒸発皿に厚くカルシュームが固着している。こやつもウイッグにカルシュームが固着しはじめている。カルシュームと来れば、クエン酸の出番。お湯でクエン酸を溶かし、しばらく漬け洗い。

ウィッグ枠についたカルシュームもクエン酸で洗って落とし、

ウィッグが綺麗になった所で再組立て。

カルシウムが取れたら異音もしなくなった。もう少しで花粉のシーズン。しっかり空気を洗って、我家の空気を守って欲しい。