1/22㈪土肥の「頬杖の刻」での遅い朝食。
旅人岬周辺を散歩してから、もう一休みして、12時にチェックアウト。菜の花の香りを楽しんでから、
恋人岬へ。ここの土肥桜は色の濃い桜ともう一つの変種の白っぽい桜が錦を織りなしている。
でも土肥桜の特徴、下向きに花が咲くのは同じ。
桜も十分堪能したので、お隣の戸田港へ。もうなくなっているだろうと思った大学の臨海研究所がまだ残っていたのは驚き。
1/22㈪のお泊りは伊東のラフォーレへ。伊豆の山を2度越えて、ようやく到着。伊豆半島、自転車で縦断は何回も楽しんだが横断は車でも大変だ。閑散期でお客の少なかったラフォーレでも源泉かけ流しのお風呂が自由に使えたので、1時間以上湯治。
1/23㈫朝、伊東出身の木下杢太郎の生家を見物。
木下杢太郎のこと等、殆ど知らなかったのだが、良い所のお坊ちゃんで末っ子、その上頭が良くって、人も良い。画家になりたかったのに、親の言われるまま仕方なく医者になり、帝大医学部教授になる。ポルトガル語、イタリア語、フランス語からの翻訳書があるばかりか、中国語、ドイツ語、英語にも不自由しなかったみたい。資料館には森鴎外、漱石、芥川、樋口一葉、北原白秋、石川啄木、、、、からの手紙と、文学者としても成功した木下杢太郎の姿が展示されていた。
伊豆から信州までの道のりは遠い。風は強いが雲がなかったので、帰りは亀石峠から伊豆スカイラインで富士山を眺めながらドライブ。遠く南アルプスの赤石岳辺りも見える。
だが期待した箱根からの富士山は、箱根峠に近づくに従って雲隠れ。
箱根では休憩もせず、御殿場経由富士吉田に出て、吉田うどんで昼食。御坂峠経由で甲府盆地に出て、信州に帰ってきた。