数年前から樹勢が衰え、今春ついにすべての葉が落ちてしまった白樺の木を伐採することにした。丁度10年前の8月13日に庭の杉の木を伐採していて転落、骨盤骨折という大事故を起こした身としては、慎重の上にも慎重に作業を進める。
白樺の根元を見ると、虫に食われて、穴が幾つか開いている。

最後の望みだった、脇の枝も枯れて間もないのに、早くもキノコが生えている。

ロープを渡し、倒す方向に引っ張ってから、1m高さ位の所で切ろうとチェーンソーで切れ目を入れていくのだが、まだ中心部分は枯れておらず、なかなか切断できない。

ほとんど切れて、もう、数cmしか残っていないのでと、ロープを引っ張ってみたら、なんと想定していた切断箇所ではなく、根元から引っこ抜けた。

後はチェーンソーで胴切りして、運べる大きさに切る。

とは言え、家庭用の小さなチェーンソーなので、モーターが焼けないように、休み休み切断した。

続いて、庭木の茂り過ぎた位置にあり、成長速度が速く、しかも枝に棘があるので、剪定後の枝処理に苦労していた無名の木を切ることにした。

ポールソーで上部の枝を全て切り落とし、皮手袋を嵌めて、棘が刺さりにくいようにして、枝を処理。その後、幹をチェーンソーで切断したら、綺麗になった。

これで両横にあった倒れ気味の百日紅と紅葉が元気になってくれると嬉しい。