5/4㈭のサイクリング、第三の目的地は牛首峠を越えた所に有る廃村の桑崎だ。御柱祭りで賑わう小野を後に、牛首峠目指し、飯沼の谷を遡る。初期中山道の一里塚の近くに、御柱の発進場所があった。
山の中の寒村、限界集落だが、御柱だけは別格、提灯、しめ縄で飾り立てられている。
飯沼の谷をほぼ登りきった所にある東屋で、遠く霧ヶ峰を望んで、小休止。
牛首峠到着。
狭くて急な道を下り、途中で桑崎への分岐で左折。
未舗装の石ころだらけの道を登っていたら、突然プシュー。10日前に新品タイヤ、新品チューブに変えたばかり、空気圧も4Bar程度だったのにパンク。
この時は異変に気が付いていなかったのだが、実はヤバイことが起きていた。(本件はまたの機会にUP)そんなことには気が付かず、10分ほどでチューブ交換、桑崎へと走り始めた。
廃屋がポツポツ見えてくる。
昭和の頃までは民宿があったようだ。
分教場が見えてきた。
写真を撮って、ふと足元を見ると、、、人っ子一人居ない廃村で、足元に有ったのは、、、
大型哺乳類の頭蓋骨、しかも10cm位の牙がある。猪の死骸が分校の校庭に有り、それが白骨化したのか?
ちょっと気味が悪いが、折角来たのだから、分校の中を覗いて行きましょう。床の抜けた居室と台所。
もう一つの部屋には、水彩画や多くの書籍が転がっている。中には10数巻からなるオックスフォード辞典なんてのもあった。
さらに奥の部屋もあるのだが、薄気味悪いので、退散。校庭の隅に立つ酪農用のサイロ。
さらに奥に登っていくのだが、パンクの後だし、人気が無く薄気味悪いので、引き返すことにする。
かっては平らな場所があれば、小さな田を作り、稲作をしていたのだろうが、今は湿地になり、さらに森林化しつつある。
我家から10kmちょっとの所に、こんな廃村が有ったとは、、、、
1人では心細いので、その内だれかと、さらに探索してみたいとも思うのだが、、、、
と言う事で、鯉のぼり、御柱見物、廃村探検と盛りだくさんの5/4のサイクリング、走ったのはこんなコース、52km、獲得標高1090m、残電池レベル3/3,残電圧35.6V。