経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

勉強は陳腐化しない。<3,514本目>

2011-03-26 07:49:00 | ひとりごと
自転車に乗れるようになるには、まず補助輪付きからスタートする。

そして、しばらくすると一つの補助輪を外して片輪補助走行になる。

だんだんとバランスがとれるようになってくるともう一つの補助輪も外して、
いよいよ、二輪走行となる。

それまでには何度かひざを擦り剝くように転ぶだろう。
転ばないで自転車に乗れるような人がいたらそれこそ“危険”だ。

転んだことがあるから、
気をつけるようになり自分に自転車の乗り方のノウハウが蓄積してくるのだ。

そして、一度自転車に乗れるようになれば、
もうそれは一生乗れるようになったということなのだ。

チャレンジをして、
試行錯誤をして、
そこからが自分のモノ(能力)としてのスタートなのだ。

「経営の切り札は“勉強”」を継続することだと、
いつも話しています。

一度学んだことは、ずっと自分の中に残っているのだ。
その学んだこと以上のいことは実践には結びつかない。

そこで、
2007年に発売されて買って読んでいた本が

ハーバードでは教えない実践経営学
1500円 日本経済新聞出版社

「ハーバード?・・・」
「難しそう・・・」
「経営学なんて・・・」
「読む時間がない・・・」

そう、読まない(勉強しない)理由はいくつも浮かびますよね。

面白いのはそんな人に限って
「これからの(伸びる)ビジネスモデルは?」
「儲かる(新しい)仕組みは?」
「どんな本が役に立ちますか?」
などの質問が多いのです。

それでいいんです。
みんなが本を読んだり勉強したら
競争相手がどんどん増えてしまいますから・・。

結局、読まない人はやらないし伸びない。

努力が足りなければ売上も足りないのです。

だから今チャンスなのです。
わかっていてもやらない人が少なくないからです。

本屋さんにも行かない、
ネットで注文もしない、
セミナーにも行かない、
勉強も、もちろんしない。

それでいて、「現場、現場」と
日々をこなすことに一喜一憂している人も多い。

「現場(売り場)」も、もちろん大事、
そして学ぶこと(続けること)も、もちろん大事。

わかっている人はやっていますが、多くはありません。
だから“実践”すれば負ける相手がいないのです。

「忙しい」を理由にやり過ごすのか、取り組むのか?

誰にも左右されない意思決定は自分でできる。










晴れ@寒っ。
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