経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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広告の考察。<3,761本目>

2011-10-28 07:26:00 | ひとりごと
朝の勉強会(豊橋ブレックファーストクラブ=TBC)で広告業界のことを学びました。

総広告費
2008年 66,928億円
2009年 59,222憶円
2010年 58,427憶円

毎年減少しています。

その中で予想通り伸びている分野が
インターネット広告です。

2008年 6,983億円
2009年 7,069憶円
2010年 7,747憶円

2008年のときは全体の10%弱だった構成比が、
2010年の時は13%以上に伸びています。

だから「これからはインターネット広告だ!」

なんて短絡的に反応しないでください。

道具はどうのように使うがャCントであることをよく認識することです。

さらに勉強で分かったことは、
総広告費の中で1%ぐらいの構成なのですが、
「衛星メディア関連広告費」(*)が伸びています。

*衛星メディア関連広告費とは、衛星放送、CATVなどの投下された広告費。

注目したいことは、
衛星放送や、ケーブルTVなどは
視聴者が”限定的”であるところです。

特にケーブルTVなどは地域特性が色濃く出てきます。

だから注目すべき今後の広告のャCントは二つ。

一つは自分のビジネスの”活動エリア”を重点的に攻める。
ということ。

もう一つは、狙い撃ちのターゲットを設定するということです。

出来るだけ広い人に知っていただくという感情的な希望はあるとしても、
広告を受け取る人からすれば
「自分だけ欲しい情報だけでいい」ので、

関係がない”情報”はうるさく感じられてしまうのです。

本音で言えば狙い撃ちにされたいのです。

チラシがだめとか
DMがだめとか、
そんなことではないのです。

ぼやっとした概念で考えていては本当のことが見えてきません。

しっかりと意思を持った情報発信が大切なのです。

改めて、データを知りながら広告のことを学んでみると
どんどん新たなイメージや発想が生まれてきます。

学んで実践を改めて感じる時間となりました。











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