経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

疑うところ。<5,750本目>

2017-05-30 07:52:00 | ひとりごと
30年、50年、80年と続いている会社がある。

創業精神を踏襲しつつ、
それぞれの時代の変化に対応していかないと企業は成り立たない。
そして時間が経てば経つほど、
その業界にどんどん染まっていくこととなる。

業界そのものが悪いわけではなく、
業界の常識が自分のビジネスの常識になってしまうことが浮「のだ。
つまり、お客さま目線が薄くなることなのだ。

自分たち(売り手)の都合に商売がなってきてしまうと、
お客さまは敏感に感じ離れていく。

そうなってからでは手遅れの場合が多い。

まず、今やっている
日々、何の疑問も持たずにこなしている仕事をきちんと見直して、
ある意味で疑ってみることだ。

当事者ではなかなか客観的に見ることができないのであれば、
第三者の目で見てもらうことをお勧めする。
ちょうど健康診断みたいなものだ。

自覚症状がなくても検査をしてみれば
問題点が発見できる、または優れた点も再認識できる。

経営者は、自分がやってきたことを
神経質ぐらいビクビクとしながら確認する時間があってもいい。

世の中は一瞬たりとも止まっていることはない。
常に変化しているのだ。
今すぐ時計の針を見てみよう。
動いているよね?

「このままでいいのか?」
自問自答できる経営者は成長の余地がある。