経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

頼れる名刺。<3,723本目>

2011-09-27 06:42:00 | 移動の達人
地域の中小企業を支援する力強いパートナーが集まっています。



北は、秋田県から
南は沖縄県まで女性2名を含み総勢47名の「経営支援担当者」が集まっています。

中小企業大学校東京校での
営業・販路開拓支援」研修(2日間)です。

中小企業診断士の「理論政策研修」も兼ねてもいるので、
受講生の中には何名かの中小企業診断士もいます。

全員が初対面(もちろん日野とも初対面)ですが、
「せっかくだから、休憩時間などのお隣さんなどの名刺交換するといいですよー。」
と促せば、
すぐに打ち解けて交流が進んでいます。

今や、インターネットで全国各地の”商売繁盛情報”を集めることができます。
ビジネスのヒントを探ることもお手軽にできます。
経営支援担当者として”共通の悩み”を知ることもできます。

それでも、やはり「会って話をして”感じる”」ことが貴重なのです。

5日間コースのうち、初日と2日目を日野が担当しています。
初日の講義終了後は、「交流会」もありましたが、40名の方(+日野)が参加です。

そこでは、自分の住んでいる(仕事をしている)ところの仕事の話や、
頑張っている経営者の話でとても盛り上がり、

参加者はどんどん力をつけていきます。

県や市、商工会や商工会議所の中にも”熱い人”はいます。

今回はその熱さの温度も高いメンバーです。
その”高温メンバー”をさらに日野が点火をして”熱烈メンバー”にしていきます。

年齢も役職もまちまちではありますが、
”想い”を持っている人たちとの学びは有意義です。

日野が日頃からコンサルティングで実践しているノウハウや、
ひらめいたアイディアなどなど、
最もアップデートな情報を惜しみなく提供していきます。

地域へ帰っても熱くお仕事に取り組んでくれることと思います。

せっかっく知り合ったご縁です。
もしお力になれるのなら”移動の達人”としてはどこへでも飛んでいきますからね。

日頃のビジネスでちょっとした不安や疑問、
心配事や新しいことを考えている方は、

ぜひ、地元の各種経営支援の団体を探して訪ねてみてください。
きっと解決のヒントは見つかります。

もしかしたら「日野に聞いた…。」と言ったら、
その担当者が
「あ~、知っていますよ!」
な~んてことになったら、それはそれでまたまた楽しいですね。

まさに”奇跡の出会い”の完成となります。











曇@中小企業大学校東京校。
急に気温が下がり寒さも感じますが、元気に来てくれてありがとうございます。



恩義は忘れない。<3,722本目>

2011-09-26 06:24:00 | ひとりごと
築地(東京)の街をちょっとだけ歩きました。

思い出されるのは1980年代、イトーヨーカ堂を退職して、
いよいよ地元豊橋(愛知県)へ帰って事業を起こそうという時期でした。

大学を経て、サラリーマンになったものの
どこか心の片隅で「いつかは商売を始めよう」と漠然と持っていたのです。

サラリーマンを辞めて自分一人で立ち上がることは大変なことですが、
当時は”なーんも知らない若者”だったので、そんなに深くは考えていませんでした。

それでも、「そんな甘いもんじゃない」とは気づいていたので、
父がお米関連の事業をしていたので頼み込んで、

「東京で一番でっかくて、一番売っているお米屋さんを紹介してくれ。」と依頼し、
”修業”を始めたのが築地でした。

サラリーマン時代は、
木造2階建てのアパートながらお風呂はついて、
南向きの日当たりが良い1Kの間取り。

オンボロながら中古車も持っている生活。

そこから築地への”住み込み生活”は、寮という名の元荷物置き場でした。
6畳一間で住宅密集地なため日が当たらず、もちろん車も手放しました。
お風呂も銭湯通いです。

ただ、決して辛い気持ちはありませんでした。

80年代と言えば、バブル景気へちょうど向かっている時期で華やかな話題が多かったのです。

そんな中、それとはまったく「逆」の生活スタイル。
自転車の運搬車に、
お米を120キロぐらい積んで銀座4丁目の三越前をよく通って配達していました。

浮「お寿司屋さんの板前さんに凄まれながら、可愛がっていただきました。

もともと体育会系で育っているので、

きちんと挨拶をするとそれだけで、
「オウ、若いの。しっかししとるじゃないか、
まぁ、コーヒーでも飲んで行けや!」
って、缶コーヒーをご馳走にもなったりしてました。

その修行を受け入れてくれたお米屋さんが、今でも築地にあるのですが、
そこで暮らした時間や、そこで経験した様々な出会いは貴重な時間として明確に心に残っています。

周りに育てられたのですね。
ありがたいことです。

短い期間ではあったのですが、とても大切にしている日野の歴史でもあります。

当時と築地の様子もすっかりと変わってしまっていましたが、
ビルの谷間に当時の面影がある古いお店もいくつかあり

ちょっとばかり感傷に浸ります。

当時を懐かしむだけではなく、
その時の気持ちを大事に心に秘め、

恩になった築地のお米屋さんに感謝の気持ちを忘れないようにしています。

建物や道路は変わっても、人の気持ちは変わらない部分があります。
変えない大切な心を持ち合わせています。











晴@東京都内。
出張ウィークでメルマガ発行の月曜日スタートに来てくれてありがとうございます。



ひととき。

2011-09-25 07:10:00 | 移動の達人
出張で度々利用する、新幹線。

時間が正確で安全で快適です。

今週は二度の東京出張があります。
まぁ、一番慣れたパターンですが、
コーヒーブレイクも次への集中力のために使います。

バリバリ本を読むばかりではなく、
アタマの開放が心地いいのです。

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指定席車輌の「B」は、座席の幅が10センチ広いことをご存知でした?

隣がいなければ、かなりゆったりするんですよ。

前泊スケジュールですが、
気になる場所へ東京ウォッチングで情報収集です。





秋の卒業式。<3,720本目>

2011-09-24 06:32:00 | ひとりごと
社会に出てちょうど20年過ぎたところで、
「大人の成人式」と思って社会人大学院へ行きました。

当事は、仕事も多忙を極め、
大学院へ行く時間を確保することも、
行ったとしても勉強についていけるかの迷いはありました。

それでも、もともと高校の進学校では落ちこぼれたものの、
勉強そのものは嫌いでもなかったので一大決心をして
入学を決めたことを覚えています。

その大学院では、
「“日本初”1年間でMBA(経営学修士)が取得可能」が
キャッチフレーズでした。

しかも週末(土日だけ)のみでのカリキュラムでした。

「よし!じゃぁ挑戦だ!」って意気込んでスタートしました。

土日も今のようにセミナーや講演会などの仕事や出張もありましたが、
仕事を減らし時間を確保しました。

1週間なんてすぐに来てしまうので、
授業の予習復習をするために週に何度か“徹夜”をしたこともしばしばでした。

でもできたんですね、当時は。
今、徹夜なんてできません。

そして頑張った甲斐があって、
「1年で卒業」を果たすことができたのです。

“日本初の達成”でもあります。
(密かに、かなり頑張ったので嬉しかったぁ~)

そしてその大学院の同窓会を設立するということになって、
初代同窓会長にもなってしまいました。

またまたその後、大学院とのご縁もあって
大学院で中小企業診断士養成課程の実習指導員として、
客員教授も拝命しています。

大学院は日野のように、2年カリキュラムを飛び級で1年で卒業や1年半で卒業も認められます。

また、春の入学だけではなく秋の入学もありますので、
今回のような秋の卒業式があります。



日野は、同窓会長としてひな壇の上に登場して、社会人大学生の祝福をしたわけです。

画像にも映っていますが、(教員も)卒業生も“ハリーャbターのような衣装“(=ガウンと四角い帽子)での参列です。

参加者の中には奥さまやお子さんを連れてきている卒業生もいます。

社会人として仕事をしながら大学院へも通うということは、
家族にも大きく影響することを物語っています。

単純に、日頃の時間を”2倍”使うわけですから、
まわりの協力もないと卒業できません。

本当に頑張った人たちだけが手にする「学位記(=卒業)」なのです。

だから、みんなホッとした、
そして少し自信に満ちたいい顔をしています。

2年間や1年半という短い間でも、同じ勉学を志す人たちでできた“仲間”は人生の大きな財産ですね。

同窓会長としてもそんな仲間が集える受け皿を作って行こうとも考えています。

そしてその仲間たちが持つ素晴らしい能力や人脈が、
さらに広がって、世の中に貢献できる存在感のある人間にもっと成長できることも願っています。

「卒業おめでとう!」
っていい言葉だね。













秋晴れ@清々しくて気持ちいい。
行楽にもピッタリなシーズンに、来てくれてありがとうございます。


たった1℃の違い。<3,719本目>

2011-09-23 06:23:00 | ひとりごと
6月の終わりから7月の初めころ、
「今年の夏は、このまま気温が上昇して、どんな夏になってしまうんだろう・・」

なんて状況でした。

でも過ぎてみれば“クールビズ商戦”も空振りに。

8月の後半からは天候不順とは言え、
クールビズや省エネも、何となく“クールダウン”の感じです。

そして、台風が過ぎたあたりから気温も下がりました。

今朝の最低気温(豊橋市)は20℃を切って、
18℃でした。

20℃以下になると、“寒い”と感じるようになります。
20℃以上ならまだ“暑さ”を感じることもあるのです。

ここに一つの“境界線”があります。

実際には、その温度の差は小さいのですが、
勝手に人間が感覚で持っている”意識の境目“が存在します。

商品を買う時でも同様のことが言えます。

例えば、9,900円と10,000円では100円(約1%)しか違わないのに
この差で買うか買わないかの判断もしています。

小売業の世界では「端数価格」と言って、
端数を「98円」とか「980円」とかに設定して、“割安感”を印象付ける方法があります。

もっとも、消費税導入後は、この感覚もあまり通用しなくなった感じではあります。

ベネズエラへ行った時にスーパーで価格を確認してみると
端数が「980や80」ではなく
「77」だったり「444」だったりするので国によって、
その数字の持つイメージが違うのかもしれません。

ちょっとの違いでも、実は大きな違いになることが少なくありません。

毎日の過ごし方でも同じかもしれませんね。

細かいことでくよくよしていも仕方がありませんが、
細かいことが分からない人は、理解力不足の人も多いです。

相手の気持ちがわからなければ、自分勝手だけになってしまいます。

その”差”は大きいね。













晴@秋分の日。
また、3連休スタートの人もお仕事の人も来てくれてありがとうございます。