衆議院が解散された。そんな時、気になるニュースがありました。(爺はよくみんなからへそ曲がりと言われる・・・)
携帯の待受画面に「凍結国道、17路線工事再開へ 国交省が基準を緩和」というテロップが流れている。普段の時なら、「地方の方々の道路が整備され、住みやすくなって、良かったね!」で見逃していただろう。だが、衆議院が解散されたこの時期、なぜこのニュースが流れたんだろう、と思わず気になった。
「国の在り方や税金の使い道は誰が決めるのか」ということだ。
もちろん、実際の工事となれば、予算が付いて執行となる。爺が気になるというのは「官僚が決めた」という点だ。国の在り方を決めるのが政治家ではないのか?
税金(予算)がかかわるから、簡単に国の在り方を決めると言っても財源の裏打ちが無ければ決めかねる。あるいは、どれだけ予算が必要かが分らねば決められない。官僚の仕事は、政治家が方針(国の在り方)を決めるための、補助・資料作りをしたり、一旦決まった「国の在り方」を決められた方向に従って具体化することではないのか。
先ほどのニュースでは、「国の在り方(それに伴う税金の使い道)」を官僚のさじ加減で決めるように受け取れる。もともと予算は付いていたが、基準が合わないと凍結された道路工事である。にも関わらず官僚からGOサインが出た。政治家の役割は何なんだ、と聞きたい。
もし選挙(ある党)を意識しての事なら、国民をバカにしているように思える。ポピュリズム(大衆迎合)政党もいらないが、膨大な赤字国債を際限もなく作り出した政党にも、政権担当能力があったと言えるんだろうか。バブル崩壊後の不景気で、赤字国債の発行もいたしかたない部分もある。だが、この後、どうするのかそれが肝心である。
政治家や高級官僚は「日本株式会社」の重役である。赤字続きの倒産寸前の会社役員なら、給与のカットは当たり前ではないか。反省もろくにできない、官僚の言うがままの議員(政治屋)ばかりである。
23日の中日新聞に、マニフェストの価格はおよそ車1台分(約320万円)と言う記事が載っていた。価格も分からずして車を買う人は超金持ちであろう。普通の人なら、性能・デザインなどと価格を比べて購入する車を決める。財源の裏打ちも無いマニフェストは価格の記載のないカタログより酷い。それほど重要なマニフェストにもかかわらず、出てこないのは、選ぶ基準が分らないのに選べというようなものだ。選挙公報が間もなく届くだろうが、絵にかいた餅の中から、上手に書けた絵を選ぶコンテストのようなものか。そして、上手く書けた絵を見て空腹を我慢せよと言われているみたいだが・・・。
堯・瞬・禹のごとき「徳のある治世者」は、まさに神話の世界だけなのか。
現代の堯・瞬・禹の現れることを願う。
偉そうなことを言っってるが「爺(の店)」はどうなんや! 。。。。。
Watakeiを支持して下さるお客様に、また、新たに支持戴く(新規客の)ために、Watakeiはこんな店ですと、アピールできるものが有るだろうか?
そうだ!Watakeiもマニフェストに当るものを作ろう。
もちろん、すぐにはできない。目標は8月末としよう。チラシで安売りを謳うのは、選挙で名前を連呼する政治屋と同じようなものだ。どうしたら、お客様の眠りが良くなるのか、根本から考え、共感してもらえる真の眠り専門店を目指してみよう。
自分一人では無理かもしれないが、寝具業界も捨てたものではない。たくさんの商友・先輩が、また、優秀な後輩もいる。みんなに助けて貰いながら、挑戦してみよう。