西川リビングのF井部長が来店されました。
景気・経営の話、秋の販促の戦略的な話から、個別商品の売れ行きなど戦術的な話まで、2時間近くに亘ってお話を聞かせて戴き、いつもながら、勉強になりました。
中国・上海にある西川の協力工場見学に誘って戴きました。チェーン中部ブロックの企画です。モーツァルト生誕250年のオーストリアに行って以来の3年5か月ぶりの海外旅行です。また、海外の視察旅行としては、30年ほど前にイタリアの羽毛ふとんメーカーとミラノテックスに行って以来です。
部長は以前ふとん部に在籍されていたこともあり、中国事情にとても詳しい方です。ご一緒下さるとのこと、中身の濃い視察になりそうです。同時に2泊3日の旅程ですから、慌ただしい視察になりそうです。
実は、爺としてはあまり乗り気ではありません。忙しい時期になることもあります。3日も留守をすると、帰ってから溜まった仕事をこなすのが大変だからです。また、中国での寝具の生産現場を見る意義がピンとこないのです。
だが現実、中国製の寝具は日本国内にあふれ返っています。中国製を嫌って弊店では極力販売を控えていますが、もう避けて通れないのです。カバー・毛布・敷きパットなどから羽毛・真綿ふとん・ムートンまで、中国で生産できないものは無いでしょう。「日本製=良い商品、中国製=粗悪品」は間違っているかもしれません。中国の工場の大きさは、相当なもののようです。
西川から、この秋、中国製無地カラーのカバーが発売予定です。価格も何と綿100%で1,990円とか。品質は思った以上に良い。
いろいろ御託を並べましたが、結局のところ、9月に中国に行くことにしました。経済的にも世界をリードする中国、見ずして語ることはできないようです。早速パスポートを出して有効期限を確認しました。
今日は月末でもあり、さらに忙しくなりそうです。サプリメントを飲んで、老骨に鞭打っています。
お客様に代わって、世界各地から良い商品を探すのもWatakeiの役目です。