20日が休日出勤だったので、今日はその代休。封切りしたばかりでも、月曜日の朝1回目からは混んでないでしょうと、映画「ダ・ヴィンチ・コード」へやって来ました。
普通なら、平日の映画館なんてぱらぱらなのでしょうが、客席は6割程度の入りとちょっとびっくり。宣伝効果が効いているのでしょうか。
今回も原作を読んでないし、予備知識を入れないままの鑑賞です。警察に追われるはらはら感と、誰が味方で誰が敵かというどきどき感は評価できますが、2時間30分にありったけの知識を詰め込んだ形で、疲れました。謎解きの映画ですから、少々理屈っぽくなるのは仕方ないのですが、何とか修道院とかかんとか騎士団とか何とか宗教会議とかかんとか数列とかが、詳しい説明もなくばんばん登場し、どこかで習ったような気がしますが、それを思い出している間に筋が進むのでとにかく疲れます。
それにテーマが「キリストは神か人間か」というところに触れているので、日本人向けの映画ではないと感じます。八百万の神々が住む扶桑の国の住民にとってはどうでもいい話です。映画上映に反対している教会や国もあると新聞で読みました。でも、21世紀の時代に「神」(神は2chだけで充分)でもないと思うのですが…。もし、原作が有名でなく、トム・ハンクスやジャン・レノが出演していない映画なら、「日本未公開作」となっていたはずです。(←ホーム・コメディやSF物でよくありますね! そして、DVD化のときに「日本初公開!」などと帯が付くやつね。)
ヨーロッパ史や聖書の知識が無いと苦しいです。ラストにヒロインが水面を歩こうとして、「できないわ。」みたいなことを言います。これなんかも新約聖書のイエスの奇蹟を読んでないと、何のことだか分かりません。そうそう、ルーブル美術館の外観(特に入場口)を知らないと、話について行けないですね。総じて、知的な映画という点を強調していて、批判するのは低能な輩という雰囲気を感じませんか?
総合点数 79点
☆☆(お暇でしたら…)
普通なら、平日の映画館なんてぱらぱらなのでしょうが、客席は6割程度の入りとちょっとびっくり。宣伝効果が効いているのでしょうか。
今回も原作を読んでないし、予備知識を入れないままの鑑賞です。警察に追われるはらはら感と、誰が味方で誰が敵かというどきどき感は評価できますが、2時間30分にありったけの知識を詰め込んだ形で、疲れました。謎解きの映画ですから、少々理屈っぽくなるのは仕方ないのですが、何とか修道院とかかんとか騎士団とか何とか宗教会議とかかんとか数列とかが、詳しい説明もなくばんばん登場し、どこかで習ったような気がしますが、それを思い出している間に筋が進むのでとにかく疲れます。
それにテーマが「キリストは神か人間か」というところに触れているので、日本人向けの映画ではないと感じます。八百万の神々が住む扶桑の国の住民にとってはどうでもいい話です。映画上映に反対している教会や国もあると新聞で読みました。でも、21世紀の時代に「神」(神は2chだけで充分)でもないと思うのですが…。もし、原作が有名でなく、トム・ハンクスやジャン・レノが出演していない映画なら、「日本未公開作」となっていたはずです。(←ホーム・コメディやSF物でよくありますね! そして、DVD化のときに「日本初公開!」などと帯が付くやつね。)
ヨーロッパ史や聖書の知識が無いと苦しいです。ラストにヒロインが水面を歩こうとして、「できないわ。」みたいなことを言います。これなんかも新約聖書のイエスの奇蹟を読んでないと、何のことだか分かりません。そうそう、ルーブル美術館の外観(特に入場口)を知らないと、話について行けないですね。総じて、知的な映画という点を強調していて、批判するのは低能な輩という雰囲気を感じませんか?
総合点数 79点
☆☆(お暇でしたら…)