井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

ダ・ヴィンチ・コード

2006-05-22 17:14:48 | Weblog
 20日が休日出勤だったので、今日はその代休。封切りしたばかりでも、月曜日の朝1回目からは混んでないでしょうと、映画「ダ・ヴィンチ・コード」へやって来ました。

 普通なら、平日の映画館なんてぱらぱらなのでしょうが、客席は6割程度の入りとちょっとびっくり。宣伝効果が効いているのでしょうか。

 今回も原作を読んでないし、予備知識を入れないままの鑑賞です。警察に追われるはらはら感と、誰が味方で誰が敵かというどきどき感は評価できますが、2時間30分にありったけの知識を詰め込んだ形で、疲れました。謎解きの映画ですから、少々理屈っぽくなるのは仕方ないのですが、何とか修道院とかかんとか騎士団とか何とか宗教会議とかかんとか数列とかが、詳しい説明もなくばんばん登場し、どこかで習ったような気がしますが、それを思い出している間に筋が進むのでとにかく疲れます。

 それにテーマが「キリストは神か人間か」というところに触れているので、日本人向けの映画ではないと感じます。八百万の神々が住む扶桑の国の住民にとってはどうでもいい話です。映画上映に反対している教会や国もあると新聞で読みました。でも、21世紀の時代に「神」(神は2chだけで充分)でもないと思うのですが…。もし、原作が有名でなく、トム・ハンクスやジャン・レノが出演していない映画なら、「日本未公開作」となっていたはずです。(←ホーム・コメディやSF物でよくありますね! そして、DVD化のときに「日本初公開!」などと帯が付くやつね。)

 ヨーロッパ史や聖書の知識が無いと苦しいです。ラストにヒロインが水面を歩こうとして、「できないわ。」みたいなことを言います。これなんかも新約聖書のイエスの奇蹟を読んでないと、何のことだか分かりません。そうそう、ルーブル美術館の外観(特に入場口)を知らないと、話について行けないですね。総じて、知的な映画という点を強調していて、批判するのは低能な輩という雰囲気を感じませんか?

 総合点数 79点
 ☆☆(お暇でしたら…) 

直樹君

2006-05-22 17:10:43 | Weblog
 21日、30年ぶりに中学のときの同級生と会いました。

 彼は直樹君。お父さんが転勤族だったために、福島市にいたのは小学校6年から中学3年の途中までの、ほぼ3年間。そのうちの2年ちょっとが彼と同じクラスでした。私はほとんど福島市で生活していましたが、彼は高校受験を前に横浜市へ引っ越し、その後は彼自身が転勤の多い職業に就き、住所が岩手、京都、群馬、長野などところころ変わっていました。

 そのため、年賀状をやりとりするだけの付き合いでした。でも、先月、「伊達郡桑折町で法事をするので、久々に会いましょう。」とのメールが届きました。メールを出し合ったり、携帯でスケジュールを確認したりと、何と30年ぶりに会うことができたのです。

 まずは法事の行われたお寺で午前11時半に待ち合わせて、そして、ファミレスへ。彼と30年ぶりだから、彼の奥様と娘さん(可愛さ盛りの小学4年生)とは初対面。何から話してよいか分からず、仕事のこととか、同級生のこととか、ペットのこととか、1時間程度話しました。彼の住む長野県駒ヶ根までは高速道を車で走っても約8時間かかるということなので、午後1時過ぎには別れました。

 今の時代、メールや携帯電話があるから、気楽に連絡が取れて会えることができたのだと思います。郵便や固定電話だけでは構えちゃっておっくうになるよね!
画像は彼からもらったお土産(高崎のお菓子屋さんのラスク。彼は高崎にも住んでいたからなぁ。ラスクというと、出来損ないの焼きすぎたトーストのイメージであまり美味しいものと感じていませんでしたが、ここのはバターのよい香りがしてとっても上品でした!)です。