井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

ビーフカツサンド

2008-03-28 17:17:58 | Weblog
 福島市唯一のデパート、中合で「京の老舗めぐり」が開催されていたので、お昼に食べるものを探しに行きました。

 目を引いたのが京都北山「開晴亭」のビーフカツサンド、1,260円。空腹の身にはとってもおいしそうに見えましたので。

 食べてみると…、牛肉のうま味は確かにありましたが、筋が多くなかなか噛み切れない部分があり、少し後悔しました。まい泉や万世のカツサンドファンなだけに、こちらの店のものも期待していたのですが、豚肉のヒレカツのようには柔らかくジューシーには仕上がっていませんでした。うーん、残念。

映画「魔法にかけられて」

2008-03-28 17:01:34 | Weblog
 年度末の事務仕事が一段落したので、映画を見てきました。ここらで一息つかないと精神的にまずいと思いましたので。

 タイトルはディズニー・プロダクションの「魔法にかけられて」。おとぎ話の世界のお姫様が現実のニュー・ヨークへやって来る話です。「理想と現実のギャップ」がストーリーの軸となっているのでしょうが、見るほどに、この映画からいろいろなメッセージが感じ取れました。

 まずは「純真と狂気とは紙一重」。王子様や森の動物たちを心底信頼しているジゼル姫は現実世界の者にとって気が触れた女にしか見えません。何かを純粋に信じてしまうのは、はたの人間から見るとやはり危ない人間と映ります。この哀しいメッセージが最初に感じられました。

 それから「今のパートナーは本当に自分に合っているの?」というメッセージも感じました。この世の中、夫婦を始めとして多様な男女カップルがいるのですが、もしかしたらパートナーをシャッフルしたほうが素敵な未来が待っているかもよというメッセージも飛び込んできました。この広い世界で、同時代に生きているだけで相手を選んでしまって後悔しない? ホントにこの相手でいいの? などのメッセージです。映画の中では、従来のおとぎ話アニメの定石を裏切り、ジゼル姫は王子様ではなく、現実世界に住む子連れの中年男ロバートを選んでしまいます。そして、王子様はジゼル姫を後追いすることなく、ロバートと付き合っていたナンシーを人生の伴侶とします。

 映画として非常にまとまっているし、話の展開も分かりやすく、家族で楽しめると思います。実際、春休み中ということもあり、劇場には小学生と思われる子どもたちが結構見に来ていました。難を言えば、冒頭10分間程度のアニメから実写シーンになるときに、ジゼル姫の額のしわが気になりました。30歳を超えているのでどうしようもないのですがね。

☆ 総合得点  85点