井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

究極の韓国語会話

2012-08-06 22:02:29 | Weblog
 書店へ行くと、「ハングル入門」と「韓国語入門」等の書名の本が沢山売られています。しかし、ハングルと韓国語では意味合いが違います。ハングルはとにかく文字が読めることを主眼としています。韓国語のほうは日常会話ができることを目的に書いてあります。だから、英語で言えば、ハングルはアルファベットに相当します。

 多くの日本人が行くような観光地や食堂はだいたい日本語が通じるようですが、日本語が全く通じない場所もあり、そこは「究極の韓国語会話」で乗り切りました。それは、「○○ チュセヨ。」です。○○には自分が欲しい物を入れます。とにかく会話というものは、極言すれば、自分が要求するものを相手に伝えるためのものです。英会話の"***,please."に相当する表現です。蛇足ながら、「チュセヨ」は「~ください」「~してください」というニュアンスです。「ユッケ チュセヨ。」「コピ(←コーヒーです) チュセヨ。」などで十分に通じました。これと、「カムサハムニダ(ありがとうございます)」で何とか買い物とか食事とかを済ませることができました。

 画像は伝統的な韓国家屋が連なる北村地区の東側に建つ中央高校。「冬ソナ」のロケ地になっていたそうです。

MBCドラミア

2012-08-06 21:35:22 | Weblog
 7月31日に訪れたのがここです。本当はソウル市内にある景福宮に行きたかったのですが、火曜定休日ということで、ドラミアにしました。

 MBCドラミアは京畿道龍仁市(キョンギドヨンニンシ)にあり、ホテルからは車で1時間半ほど掛かりました。先の記事で述べたとおり、慣れない土地を公共交通機関で行くのは無理だと思ったので、ホテルのフロントで1日定額で走ってくれるタクシーをお願いしました。5分後くらいにやってきたのはドライバーのキムさんです。10時間20万ウォンでどこでも行くよと言ってくれました。日本語と英語のチャンポンで何とか意思疎通を図りました。

 最初に向かったのが、MBCドラミアです。妻が韓国ドラマ好きで、「太王四神記」「イサン」などのロケ地だよと教えてくれました。私にとっては知らない世界です。ホテルから高速道路1号線(ソウルと釜山を結んでいます)をどんどん南下して、龍仁へ向かいます。高速道路の脇には高層アパートがずらりと並んでいました。韓国の都市部は一戸建てが少なく、ほとんどが集合住宅との話でした。地震がほとんどない国だから可能なのだと思います。また、龍仁が近づくと、畑や田んぼが広がり、日本の農村部にそっくりです。畑にはトウモロコシ、ダイズ、カボチャなどが栽培され、日本も韓国も東アジアの国々なのだと改めて感じました。

 で、ドラミアに着いてみると。岩手県にある「藤原の郷」のような山の中の宮殿です。もちろん、それは時代劇撮影用のオープンセットで、この日も何かの撮影をしていました。お昼が近かったため、途中で撮影が中断し、エキストラらしい人々が弁当を食べていました。

 この後は近くの食堂で冷麺を食べ、そこから30分ほどの歴史の街・水原へ向かい、ソウル市に戻ってNソウルタワーに上りました。