井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

雄国沼

2014-07-08 00:32:33 | Weblog
7月5日は雄国沼にニッコウキスゲを見に行ってきました。

この湿原は,初夏のこの時期にワタスゲやニッコウキスゲが咲くことで知られますが,初めての訪問になります。6月下旬から7月下旬の1ヶ月間は雄国沼へのマイカー乗り入れが規制されているために,喜多方市熊倉の萩平に車を駐めて,シャトルバスに乗ること約25分間で,眼下に雄国沼が広がる金沢峠に着きます。そこから徒歩で沼へ降りてゆくことになります。

ステラおばさん詰め放題2,000円分への道 ~休みの日は…~

2014-07-04 19:58:51 | Weblog
報告が遅れましたが、6月29日の結果です。

夏限定クッキーのバナナチョコキューブとマンゴーキューブに目が行ってしまい、それらを下から一段目に詰めました。ただ、他の四角いクッキーと比べると、一回り小さくて無駄な空間が出来ました。一度袋に入れたものをまた戻すのには抵抗があり、そのまま、二段目、三段目を積んでいきました。

実はこの日は日曜日。両端はコーンフレークで固めたいと思っても、詰め放題をしている人が他に5人ほどいて希望するクッキーのかごへ近づけません…。いつも以上に時間をかけて、コーンフレークで上を固めていつもの高さくらいに詰めました。かなり不安定な状態なので、早く秤へ進みたいところですが、何と列が出来ています…。待っている間にバランスを崩し、 ショーウィンドーの張り出しに数枚を落としてしまいました。ま、床ではないので、詰め直して秤に向かいましたが。

結果は1,543円分。横ばいが続いています。また,教訓として、9が付く日が休日の場合は避けた方がよさそうです。

「号泣県議」 ~初めはコントかと~

2014-07-03 00:28:19 | Weblog
 我が家は職場に向かうまでの時間にフジ系の「めざましテレビ」を見ています。見ていると言っても,時報替わりに流している程度で着替えをしながらとか,歯を磨きながらの視聴なので,時々ちらちらと目に入れるくらいです。ところが,2日朝の,このニュースには目が釘付けになりました。ホントに号泣なのです。大人の男性がわあわあと泣いています。

 ほら,新聞のテレビ欄を見ると,「○○○○,号泣」と書かれていることがあります。大体は徳光和夫氏や西田敏行氏,柴田理恵氏,織田信成氏辺りが当てはまりますが,とても「号泣」と呼べるレベルではありません。私の感覚では,それは「すすり泣く」程度です。でも,この兵庫県会議員の野々村竜太郎さんは違いました。昨年度の収支報告書によると,政務活動費300万円で日帰り出張を200回程度繰り返していたものの,領収書添付が無く,出張の内容記載が全くなかったそうです。釈明会見のようですが,納得できる説明もなく,「我が県の少子高齢化」「5回目の選挙で初当選したこと(兵庫県議は西宮選挙区で最下位当選!)」などを泣き乱して語ったのです。(ただ,号泣の合間にふと我に返る表情や側近(新聞記者?)とひそひそと打ち合わせをする場面があり,FMW時代のプロレスラー・大仁田厚さんを彷彿とさせました。売りが「涙」と「有刺鉄線」と「電流爆破」なんです。近くのプロレスファンに聞いてください。あ,大仁田さんも元・国会議員だった!)この県議といい,先々週の恋から・塩村都議と鈴木都議との子どものけんかみたいな件といい,こんなのがYouTubeなどで世界中に発信されているのでしょうね…。

映画「超高速!参勤交代」 ~知恵が勝負の時代劇~

2014-07-01 23:44:04 | Weblog
 皆様,今晩は! 今年も残すところあと半年になってしまいました(笑)。

 今日見たのが,「超高速!参勤交代」。参勤交代を終えたばかりの磐城の小藩・湯長谷藩に「5日以内にもう一度参勤せよ。それも暮れ六つまで。」との書状が届きます。この至上命題のために知恵と体力をどのように使うのかが描かれた単純明快なストーリーです。どんな知恵かはここでは書きませんが,人員と金銭の不足を奇抜なアイディアや偶然の産物で次々に乗り切っていくのがこの映画の見所です。

 知恵の場面と時代劇らしいアクションシーンで(狼のCGと忍者のワイヤーアクションはちょっとわざとらしい!)幅広い年代層を味方に付ける映画だと確信しました。笑いあり,涙あり,恋あり,活劇あり,そして,出演者も芸達者揃いで非常にまとまった作品であると感じました。

 ☆ 総合得点 88点

映画「渇き。」 ~血と汗と暴力と~

2014-07-01 23:00:48 | Weblog
 先週,顧客様を連れての三泊四日研修旅行がありました。夜は睡眠時間が決まっていますが,顧客様に何かがあればすぐに対処しなければならないいつでもスタンバイ状態だったので,6月30日と7月1日は「早めに帰っていいよ。」と支部長に言われました。特に行く当てはないので,とりあえず映画です(笑)。

 6月30日に鑑賞したのが,役所広司主演の「渇き。」。監督は「下妻」「パコ」「松子」「告白」(←お,この4本なら私も見ているぞ!)の中島哲也。いつものように予備知識なしで,職場から映画館に向かって待ち時間が少なくて見られる映画を見ようとして当てはまったのがこれ。正直言って,重くて,暗くて,救いのない映画です。

 中島監督は劇中劇とか,アニメーション挿入とか,突然ポップ画面とか,結構,実験的な作風で,「超モンタージュ理論」みたいな構成を平気で採り入れてしまう人です。井上ひさし氏だったかが,「喜劇と悲劇を書くのとではどちらが大変か」といったエッセイを書いていたような気がします。答えは「喜劇が大変」。何故ならば,悲劇は誰かが死んだり,不治の病になったりすれば,その要素だけで悲劇として成立するが,喜劇はこうすればよいという定石がないという内容だったと思います。(と言いながらも,氏は別なエッセイで喜劇の基本パターン分析をしていますが…。)

 では,バイオレンス映画(この映画のジャンルはミステリーもの,犯罪もの,サスペンスものとの捉え方もあるでしょうが,私はバイオレンスものと呼びたいです。)ではどんな要素にすればよいか? 中島監督の答えが,血しぶきと刃物と汗と弾丸と殴りと覚醒剤と自動車で轢くこと。ストーリー的には行方不明になった高校生の娘を捜し回る元刑事の物語ですが,その筋を彩るのが血しぶきと…(以下略)です。娘には誰も知らない顔があって…とよくあるパターンではありますが,そこにも血しぶきと…(略)。スクリーンに近い席に座ってしまい,画面の動きが速く,場面転換も頻繁で,時間軸を行ったり来たりするので,目が疲れるなあ,落ち着きのない画面だなあと感じました。「下妻」「パコ」などのコメディー系の作品ならば,監督の練りに練ったハイパーな画面も相乗効果で観客を幸せな気持ちにしてくれるのでしょうが,今回の作品は凝りに凝った絵作りが余計に重苦しさを呼んでいると感じました。単なるスプラッター映画と捉える向きもあるでしょう。

 ☆ 総合得点  75点