産経のオンラインで表記の様な勇ましい評論家の屋山太郎さんの文章を見ました。
かねてから私の書いたこととほぽ同じ意見ですが、私のような小ブログと違って、有名な評論家の批判を恐れぬ勇気のある発言に感心しています。
その中から特に私の関心を引いたこと(青字)だけ取り上げ、必要の場合私の意見(黒字)を加えました。
それでもし興味のある方は是非屋山さんの原文をごらん下さい。
・20~30年がかりで原発を廃止に持っていく。その間に風力、太陽光、地熱、石炭・石油火力発電を充実させるといえば、一見可能と錯覚させるが、果たしてそうか。
・北欧の風力発電を見学に行ったことがあるが、洋々たる大地が広がり、そこに穏やかな偏西風が常時吹いている。見た瞬間、「台風常襲国の日本では無理だ」と実感したものである。
私も日本の山の多いチマチマした地勢では風力の使用は範囲は限られていると思います。
特に前にも書きましたが、山地では自然破壊、少ない平野部、住民への低周波騒音被害、海上で漁業権の問題が障害になると思います。
・太陽光発電パネルも良いが、孫正義氏によると、全国の休耕田に設置するという。休耕田を全部潰すつもりなのか。田畑はパネルなどよりも、もっと貴重な農業用財産なのだ。
昨日のNHKでは食料価格の半永久的な高騰で、日本の自給率の向上の必要性、日本の農業の競争力の向上の可能性を解説していました。
そのような時に休耕田をパネルで永久的に潰して良いのでしょうか。
・再生エネルギーが仮にものになるにしても、ここ何十年かはコストの高い電力になる。現在、韓国の電気料金は日本の4割で、法人税も日本の40%に対して24%である。日本の企業が国際競争で生き残れなくなり、海外に出ていけば、日本人は高い電気料金を払えなくなるだろう。
・ドイツ人は言っているが、フランスの原発はドイツとの国境近くに並んでいる。原子炉さえなければ安全だと思うのは、だちょうの平和だ、と。
・英国は1970年代に設置した原子炉の寿命が来て建て替え期に入っている。英政府は「大地震や大津波の心配はなく、建造中の新原子炉の安全性は福島の旧式のものより進歩している」と判断、新設計画を進めている。
・中国は原発建設方針を変えていない。中国で事故があれば日本は黄砂被害どころではない。
私のこの被害を防ぐためにも、中国への原発の輸出が必要だと書きました。
・世界の原発設置派と脱原発派が調和する方法がひとつある。どの国のどこの原発も事故が起こらないものにすることである。
・福島の事故はミスによる人災</font color="green">>(以下指摘項目のみ記す)
貞観地震による津波の記録を無視、交流電源喪失でも大丈夫だという指針の間違、東京電力、経済産業省、保安院のずぶずぶの関係、「原子力ムラ」、これを可能にしたのは、地域独占という電力会社の体質だ。
福島の事故は東電の官僚体質がもたらした人災と断じてよい。親方日の丸の会社が経済団体の長を務めることは、経済活動の活性化を損なうと知るべきだ。
私は元の保全技術・管理者としての経験から、菅さんの言うように原発の少なくとも事故防止は制御仕切れない難しい技術でなくて、今回の事故の緊急電源、外部電源、停止後の事故の元となって動かないベント弁、予想されていいる配管の破損など、普通程度の技術で事故を防ぐことができた筈で、その証拠が福島第二、女川が無事停止したことでも判ります。
そして屋山さんの言うように東京電力の官僚的体質と、利益優先体質がIAEAが指摘したように、絶えざるアップデイトをおろそかにしてきたという管理上の問題が事故のもう一つの大きな要因になっていると思います。
詰まり緊急電源装置を福島第二では原子炉建屋に置いたのに、福島第一ではターピン建屋のままでこれといった対策を打った形跡が見えないことでも判ります。
NHKの原発事故の討論会で元東大の総長だっと思いますが、今回の事故は難しい原子炉工学でなくて、元専門にしていた機械工学の範囲だと言っていました。
そして機械工学こそ日本が得意にしている分野です。
・日本は原発をどうすべきか。日本の技術力を結集して、世界最高の原子炉を開発することである。地震にも津波にも耐え、事故も起きない炉をつくり、世界の原子炉を日本製にすることを目指せ。これは夢物語ではない。日本にしかできない業だろう。
私も今回の事故の原因を究明して、そして事故後の処理のノウハウを活かして寄り強い技術として完成し、日本と得意の管理技術と抱き併せて売り込みを図るべきだと書いてきました。
今日の国会審議で海江田さんが、トルコでの原発建設に就いて、トルコの関係者から、トルコは今回の事故を教訓にしてより良く強い原発の提供を日本に期待しているむねの手紙を貰ったことを披露していましたし、ベトナムからもなお日本の原発技術を信頼している旨の手紙を貰ったそうです。
産経新聞へ
産経新聞は読売新聞と共に、反原発の動きに慎重な主張をしています。
然し史実は国民は毎日毎日原発事故の影響の大きさを見せられ、すっかり反原発ムードになっています。
これは悪いことではありません、然し前にも書きましたように、同じ震災に遇っても、女川や福島第二は無事停止しています。
それで福島第一は前記の原発や、当面問題になっている玄海原発と福島第一がどう違うのかを報道すべきです。
その為にも福島第一の事故発生の原因を、その情報収集力を活かして解明しすべきと思います。
でないと菅さんは国民の反原発のムードを利用して原発廃止を進め、日本の産業を無茶苦茶にするかも知れません。
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