・外野時代の民主党のように批判ばかりで対案のない政治家や金融・経済の専門家・批判するなら今のデフレによる不景気をどう対処すれば良いか実現可能な対策を出すべき
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国民の殆どが希望している日本の景気回復に対して、安倍さんは、
・日銀と政策協定を結び、2%のインフレ目標を設定し、強力に金融緩和を行うこと。
・ 大規模な公共事業を行い。総需要を増大させる。
と言うアベノミクスと言う経済政策を掲げています。
・外野時代の民主党のように批判ばかりで対案のない政治家や金融・経済の専門家
これに対して経済の専門家からの批難轟々ですが肝心のそうしたらどうすれば良いかと言う提言は殆どありません。
それで取り敢えず眼に就いた専門家の意見の具体的な対策を拾って見ました。
・「安倍政権の危険な経済政策」を書いた辻 元さんは、 現実的な対応は、現在ある均衡を、望ましい方向に動かすように、経済の基礎条件を変えてゆくこと、即ち、潜在成長率を上げてゆくことであり、それが望ましい。
それには国を開き、移民を受け入れることで、生産年齢人口の減少や、市場の縮小を防ぐ、ことを考えるべきだ。日本は単独では成り立たない国なのだから、海外との連携を強め、国際社会で一定の役割を果たしてゆかない限り、未来は閉ざされる。
と書いています。
これを見て直ぐ思い出すのは今度引退された自民党の中川秀直さんの1000万人の移民計画です。
しかし、現在の日本は韓国人・中国人などの外国人の合法、不法な入国者の犯罪の増加に悩んでいます。
筆者の言う「経済の基礎条件を変更」のための、低賃金の労働者の受け入れによる社会格差の拡大、今でも問題になっている生活保護家庭の増大などの社会問題はどうするのでしょう。
米国のように全ては個人の責任で済まされる国、大金持ちによる寄付の文化の国と、絆や助け合いを重視する日本とは国情が全く違います。
そしてその移民う受けいれた米国すら日本を上回る失業率の問題で悩んでいます。
・「安倍政権の成長戦略はどうすれば失敗しないか」を書いた財部誠一さんはタイトルのように、アベノミクスー是認の立場ですが、それが失敗しないための対策として
最大のポイントはいかなる成長戦略を打ち出せるかだ。
成長戦略というと、猫も杓子も「環境」「福祉」「医療」だというが、たとえば太陽光パネルメーカーは中国、韓国、台湾の安売りメーカーを前にすでに立ち行かなくなっているなど「環境」を単純に成長分野などと呼ぶのは実態を知らない絵空事である。ポイントはどの成長分野であるかを明示することではない。新しい起業家が続々と生まれてくることだ。
日本経済が他の先進国と比べて異様なのは、“リスクマネー”の消失だ。年金も郵貯も民間銀行も、余ったカネの運用先はみな国債だ。メガバンクの預金と貸出の比率である預貸率は70%は、預金のうち貸出に回っているのは預金額の7割以下ということだ。日本には1500兆円という世界一の個人金融資産があるのに、まったくといっていいほど投資に廻っていない。今の日本は、株価が値上がりしただけで、消費意欲が爆発する構造になっているのに。 と株式投資を増やせば新しい分野を目指すベンチャー企業が育つと前の対策に比べれば実用的な主張しています。
然し弱気の金融機関に日銀から廻って来た低利の融資を使って株式投資をさせるかの提案が抜けています。
私は太陽光発電の家庭の屋根やビル、工場の屋根などできるだけに応用すべきと思いますが、これが日本経済復興に役立つかと言えば財部さんの言うように殆ど成果はないと思います。
彼が指摘した太陽光パネルは韓国、中国に押されていること、そうかと言って国内のメーカー優先にすればWTOに引っかかる、一度設置すれば手間は殆どかからないので雇用の増大に繋がらないなど経済的な効果は殆どありません。
逆に前政権の設定した固定買い取り制度の価格は従来の倍ですから、その費用が電気料金の負担となって経済に悪い影響を与えます。
なお風力発電も狭くて地形を複雑な日本、周囲を深い海で囲まれている日本で、経済に良い影響を与えるまで行くかどうか判りません。
・麻生さんの意見
一昨夜の麻生さんはNHKで景気と言うのは気分なので、その国民がその気になれば上手く廻るのだと言っていましたが、いかにするのでしょう。
然し勿論これがアベノミクスを成功させるには充分な条件ではありません。
・麻生さんは同番組で昨夜のNHKのテレビで、(貧乏な私のような人を除く)多くの老人が将来のことを思って金を貯めているが、景気の回復の徴候がはっきりすれば、彼らも金を使うし、生前贈与促進策を取ればとして若者に金が廻るといっていました。
これに就いては麻生さんのように国民が楽観させるのも一つの手だと評価して居ます。確かに一つの政策ですがこれが全てではありません。
麻生さんも言っていましたが、デフレ下の不況は日本では始めての経験だと言っていましたし、今朝の読売テレビの「ウエークアップぷらす」でも、各党の代表がでていましたが、金融緩和はよいが成長戦略を示すとか、規制緩和などの政策の組み合わせが必要だの意見で終わり、具体的な案はまったく出てきませんでした。
アベノミクス批判ばかりでは一歩も前に進みません。
政治家も金融・経済の専門家も批判するなら今のデフレによる不景気をどう対処すれば良いか実現可能な対策を出すべきだと思います。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
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国民の殆どが希望している日本の景気回復に対して、安倍さんは、
・日銀と政策協定を結び、2%のインフレ目標を設定し、強力に金融緩和を行うこと。
・ 大規模な公共事業を行い。総需要を増大させる。
と言うアベノミクスと言う経済政策を掲げています。
・外野時代の民主党のように批判ばかりで対案のない政治家や金融・経済の専門家
これに対して経済の専門家からの批難轟々ですが肝心のそうしたらどうすれば良いかと言う提言は殆どありません。
それで取り敢えず眼に就いた専門家の意見の具体的な対策を拾って見ました。
・「安倍政権の危険な経済政策」を書いた辻 元さんは、 現実的な対応は、現在ある均衡を、望ましい方向に動かすように、経済の基礎条件を変えてゆくこと、即ち、潜在成長率を上げてゆくことであり、それが望ましい。
それには国を開き、移民を受け入れることで、生産年齢人口の減少や、市場の縮小を防ぐ、ことを考えるべきだ。日本は単独では成り立たない国なのだから、海外との連携を強め、国際社会で一定の役割を果たしてゆかない限り、未来は閉ざされる。
と書いています。
これを見て直ぐ思い出すのは今度引退された自民党の中川秀直さんの1000万人の移民計画です。
しかし、現在の日本は韓国人・中国人などの外国人の合法、不法な入国者の犯罪の増加に悩んでいます。
筆者の言う「経済の基礎条件を変更」のための、低賃金の労働者の受け入れによる社会格差の拡大、今でも問題になっている生活保護家庭の増大などの社会問題はどうするのでしょう。
米国のように全ては個人の責任で済まされる国、大金持ちによる寄付の文化の国と、絆や助け合いを重視する日本とは国情が全く違います。
そしてその移民う受けいれた米国すら日本を上回る失業率の問題で悩んでいます。
・「安倍政権の成長戦略はどうすれば失敗しないか」を書いた財部誠一さんはタイトルのように、アベノミクスー是認の立場ですが、それが失敗しないための対策として
最大のポイントはいかなる成長戦略を打ち出せるかだ。
成長戦略というと、猫も杓子も「環境」「福祉」「医療」だというが、たとえば太陽光パネルメーカーは中国、韓国、台湾の安売りメーカーを前にすでに立ち行かなくなっているなど「環境」を単純に成長分野などと呼ぶのは実態を知らない絵空事である。ポイントはどの成長分野であるかを明示することではない。新しい起業家が続々と生まれてくることだ。
日本経済が他の先進国と比べて異様なのは、“リスクマネー”の消失だ。年金も郵貯も民間銀行も、余ったカネの運用先はみな国債だ。メガバンクの預金と貸出の比率である預貸率は70%は、預金のうち貸出に回っているのは預金額の7割以下ということだ。日本には1500兆円という世界一の個人金融資産があるのに、まったくといっていいほど投資に廻っていない。今の日本は、株価が値上がりしただけで、消費意欲が爆発する構造になっているのに。 と株式投資を増やせば新しい分野を目指すベンチャー企業が育つと前の対策に比べれば実用的な主張しています。
然し弱気の金融機関に日銀から廻って来た低利の融資を使って株式投資をさせるかの提案が抜けています。
私は太陽光発電の家庭の屋根やビル、工場の屋根などできるだけに応用すべきと思いますが、これが日本経済復興に役立つかと言えば財部さんの言うように殆ど成果はないと思います。
彼が指摘した太陽光パネルは韓国、中国に押されていること、そうかと言って国内のメーカー優先にすればWTOに引っかかる、一度設置すれば手間は殆どかからないので雇用の増大に繋がらないなど経済的な効果は殆どありません。
逆に前政権の設定した固定買い取り制度の価格は従来の倍ですから、その費用が電気料金の負担となって経済に悪い影響を与えます。
なお風力発電も狭くて地形を複雑な日本、周囲を深い海で囲まれている日本で、経済に良い影響を与えるまで行くかどうか判りません。
・麻生さんの意見
一昨夜の麻生さんはNHKで景気と言うのは気分なので、その国民がその気になれば上手く廻るのだと言っていましたが、いかにするのでしょう。
然し勿論これがアベノミクスを成功させるには充分な条件ではありません。
・麻生さんは同番組で昨夜のNHKのテレビで、(貧乏な私のような人を除く)多くの老人が将来のことを思って金を貯めているが、景気の回復の徴候がはっきりすれば、彼らも金を使うし、生前贈与促進策を取ればとして若者に金が廻るといっていました。
これに就いては麻生さんのように国民が楽観させるのも一つの手だと評価して居ます。確かに一つの政策ですがこれが全てではありません。
麻生さんも言っていましたが、デフレ下の不況は日本では始めての経験だと言っていましたし、今朝の読売テレビの「ウエークアップぷらす」でも、各党の代表がでていましたが、金融緩和はよいが成長戦略を示すとか、規制緩和などの政策の組み合わせが必要だの意見で終わり、具体的な案はまったく出てきませんでした。
アベノミクス批判ばかりでは一歩も前に進みません。
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