戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
3月2日の読売に「わいせつ教員排除へ新法、自公提出目指す」、そんな教員の「復帰防ぐ制度議論」の見出し。同じ様な趣旨のテレビでの議論がありました。
小、中学校の学校の問題に大きな関心がある私としても小、中学校でそんなわいせつな教員がいるなど始めて知りました。
そして直ぐ気づいたのは昔はそのような教員がいたなど聞いたことがない。だからわいせつ教員を出さぬ方法も考えるべきと気づきました。
それでネットで調べて見たところ下記のような静岡県の取り組みを知りました。
先日、静岡県教職員コンプライアンス委員会にて臨床心理士による中間報告を受けたが、単なる性的傾向だけではない複数の要因がわいせつ教師を作り出していることが徐々に明らかになっている。現在はまだ分析中であるので断言はできないが、複数の事例の共通点を考えるとキーワードは飲酒と自己逃避であると考えられる。
教員のわいせつ事件の場合、お酒を飲んだ機会に起きることが多い傾向にある。また盗撮などの事件は、ギャンブル嗜好の人がより刺激をもとめて悪いことと知っていながら、盗撮行為に及ぶケースである。いずれも職場や家庭で人間関係がうまくいかずストレスとなり自暴自棄になり事件を起こすケースが散見されていた。
なぜ教員は自分を打ちのめすかのように自暴自棄になるのか。
教員のわいせつ事件は、教え子や同僚の教員への社会的信頼、そして大切な家族の信頼も失う悲しい結末が待っている。
民間の人であれば、会社でそれだけ大きなストレスを抱える前に環境を変えるため転職するなど回避することができるが、教職員の場合、安定した聖職(公務員)であるがゆえに、家族に依願退職を言いだせなかったり、専門性が高いため転職が容易でなかったりすることが、教職員を追い込み事態を悪化させる遠因になっているようにも思えた。
とはいえ臨床心理士が面談することで当事者の立ち直りのきっかけにもなるという報告も受けている。幅広い視野で対応し実効性の高い再発防止の取り組みができると期待したい。
然しこれで完全な解決法になるとは思いません。
それで前々から取り組んでいた文部科学省自体の問題です。
「ピン惚けした文部科学省は何とかならぬのか」
・読売の社説のデジタル教科書の導入「教員の指導能力の不足とノウハウ不足」と指摘されても動かない文部科学省。
・河野談話に就いて新しい事実が判った時は新しい談話を発表すれば良いと発言していた萩生田光一さんが文部科学大臣になると山川出版の慰安婦問題に就いて抗議が来ると文部科学省がわに立つなどなどの変節。逆に言えばいかに「文部科学省が頭が固い」かを示すだけで今回の問題に余り役にたたない話。
・もう歴史的な問題になりましたが文部科学省は日教祖の圧力に負けて事実上は今までの土曜日の授業は休み。文部科学省は土曜日の自主授業をすると言いましたか日教組は参加する筈無し。結果的にゆとり教育となり「生徒の学力低下」
・日教組の問題に絡んで「教師の教育委員会へのレポートの増大」
・小学校に英語教育の導入に伴う「教師の英語教育の負担増大」
・小学校にプログラミングの導入「教師の負担大」
・何だか良く判らないがキャリアー教育「教師の負担大」
小学校な重点を置いて書きましたが中学校も略同じ環境だと思います。そして「 」内のストレスがわいせつ教員を産んだ一因となっていると思います。
「少子化に繋がる若い男女の関係の変化」
前にも書きましたが某自民党の政治家が若い奥さんが3人位産んで貰えるとよいのだがの発言に蓮舫さんの一喝で彼がその発言を引っ込めると言う微妙な男女間の考えかたが変化が前記のわいせつ教員を産んでいるのかも知れません。
これだけ考えても小学生から80歳でボランティア団体退職するまでわいせつ教師の話など聞いたことは有りません。だから「わいせつ教員を出さぬ対策」と偉そうに書いた割りには「少なくとも学校内に限っては文部科学省は教師に余計なストレスを与えない様に配慮すべきとしか思いつきません。
あとはわいせつ教師と同年代の方々のご提案をお待ちしています。
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