・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。分の頭で考えましょう。
政府の第6次エネルギー基本計画
①再生可能エネルギー
経済的に自立し「脱炭素化」した主力電源化をめざす。
②原子力発電(原発)
現状、実用段階にある「脱炭素化」の選択肢のひとつであるが、社会的信頼の回復がまず不可欠。人材・技術・産業基盤の強化にただちに着手し、安全性・経済性・機動性にすぐれた原子炉の追求、バックエンド問題の解決に向けた技術開発を進めていく。
③石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料
エネルギー転換の過渡期においては、主力エネルギー源として必要であるため、資源外交を強化する。一方、よりクリーンなガス利用にシフトし、非効率な石炭火力発電はフェードアウトさせる。
④その他
各分野の技術革新をおこなうことで省エネを進める。脱炭素化に挑戦するため、水素や蓄電池などの技術開発も進める。また「分散型エネルギーシステム」の構築と、それによる地域開発を推進する。
・京都新聞社説
太陽光は建設期間が短く、技術も一定確立している。ただ、用地の確保が難しく、自然環境の保全や防災を理由に設置を制限する条例も増えている。発電量が天候によって左右されるため、バックアップ電源の整備も必要だ。
読売新聞社説(要旨)産経も略同意見
・エネルギー計画 「原発活用」への妥当な転換だ
• 資源の乏しい日本にとって、原発の活用を続けていくことが最も現実的なエネルギー戦略。
• 原発は今後の新増設に含み。現実的な判断。
• 全原発停止が続き、燃料費が増大、電気料金高騰や巨額の貿易赤字などの弊害深刻化。
• 火力と原子力、太陽光や水力など再生エネが補完しあう、多様性ある電源構成確立が求められよう。
• 最適電源構成の数値目標をできるだけ早く示してほしい。
• 再生エネ買取制度は、家計や企業に重い料金負担を強いる副作用が大きく、抜本的見直しが急務。
• 核燃料サイクル見直し可能性を示唆した点は懸念。ウラン資源有効活用などのため「着実な推進」というこれまでの政府方針を堅持すべき。
・ 気がかりなのは与党の対応。脱原発論に流されず、厳しい電力事情を踏まえて判断してもらいたい。
・朝日と毎日は原発反対で特に具体案なし
池田信夫さんのご意見(彼の名が私のブログのブックマークに出ているので覗いて見てください)
・第6次エネルギー基本計画の素案が、資源エネルギー庁の有識者会議に提示されたが、各方面から批判が噴出し、このまま決まりそうになその中で再エネを36~38%と今の2倍にすることになっている。これは土地集約的なメガソーラーや風力の適地がなくなり、反対運動で行き詰まっている状況では不可能である。
・目的達成のために大幅の原発の利用が必要。
「私の意見」
私はこの問題について民主党政権の菅さんの業務用の太陽光発電に個人用とほぼ同じ程度に買い取り価格を挙げたころからこの問題に関わってきました。福島第一の事故も機密性のないタービン建屋、それも地下に緊急用発電装置が置かれていたために大事故を起こしたので、福島第二は機密性のある原子炉建屋では何とか助かり、それがない他の原発は全て助かったことを知っています。そのノウハウを知った今、そして厳しぎるすは基準で同じ事故は二度と繰り返さないことを知っています。
太陽光発電も狭い日本、山の多い日本では設置できる土地は限られていることもし知っており、平地の土地の使用も工場の壁や屋根と限られていることも判っています。海洋発電も難しいこと。太陽光発電強化のアイデアは菅さんと環境大臣の小泉さんの間で決められたこと、担当の経済産業大臣からクレイムが付いても可笑しくない状況で決められたのです。少し可笑しいと思いませんか。
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追記:櫻井よしこ さんのオフィシャルサイト (yoshiko-sakurai.jp)で「太陽光発電を原発並みに規制せよ」のご意見を見ましたのでご参考までに。