爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

彩雲製作その4

2017-06-10 00:03:40 | 1/72 彩雲

もう1機 同じフジミの1/72 彩雲がありまして、排気タービン過給機装備 彩雲改 です。

1945年7月に初飛行したものの、排気タービンの不調で量産されずに終わってしまった機体です。

もし、実用化され量産されたら・・という if 機体で、偵察型と夜戦型が選択できます。

 

どうせ作るなら2機まとめて作ってしまえ、ということで途中省略

例によって胴体と主翼の隙間が大胆に開いてますのでパテ埋めして削ること数時間

何とかなりました。

過給機以外の違いは、胴体下部の窓が1つになっていることぐらい、他は全く変わりません。

手抜きも1機目と同じ、シートベルトは操縦士席のみ、エンジンのパイピングなし、

もともとのスジボリがきれいに消えてしまったので彫り直しをしなければ。

もっとサクサクっと簡単にできるかと思いきや、意外と時間がかかっています。

難関のキャノピーのマスキングも残ってますし・・・・それも2つ・・・・

 

 

 

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彩雲製作その3

2017-06-06 23:41:59 | 1/72 彩雲

今まで長いこと使ってきたMrカラーと比べて、ファレホで色を合わせるのが

結構大変です。

 

・・・そこで、買ってしまいました。

日本海軍機用セットです。

陸軍機セットもあるようですが、とりあえず海軍機だけ

スペイン人の考えた色? どうも胡散臭い・・・

カラーチャートみても71.330以降は載ってませんのでセット用にわざわざ

作ったようです。単品では売ってません。

 

セットは便利ですが高価なのがちょっと・・・・

8色入りで2679円、送料が864円かかりますから合計3543円

一本あたり443円になってしまいます!!

 

単品で売っている似たような色に置き換えないとダメです。

そこで比較用即席カラーチャートを作ってみました。

MODEL Airはモノによりますが相当薄いです。

70.980以外はAirですが、白いプラ板に4~6回筆塗でやっと下地が見えなくなりました。

 

上から

 129 濃緑色(中島系)

 124 暗緑色(三菱系)

 15 暗緑色(中島系)

 70.980 BLACK GREEN

 71.310 IJN DEEP DK. GREEN

 71.325 IJN DK. BLACK GREEN

 71.322 IJN BLACK GREEN

 71.007 OLIVE GREEN

71.310, 71.325, 71.322の3本がColor Setに含まれているものです。

 

129 濃緑色(中島系)は71.322

124 暗緑色(三菱系)は70.980

15 暗緑色(中島系)は71.007  が近いかなという感じ

71.320はパッケージの裏を見ると紫電改に塗るように書いてあります。

71.325はどう見てもグリーンではなくブラウンですが彗星に塗れと・・・

 

70.980は震電の解説書でも指定色になっていたので問題ないでしょう。

暗緑色はそれぞれ単品で売っている70.980、71.007で問題なく使えそうですが、

129濃緑色(中島系)はセット以外で探さないと、毎回このセットを取り寄せるわけには

行きませんから。

調合すればいいんですけどね。少しづつ毎回微妙に色が変わってくるのでちょっとした

修正でタッチアップのときに困るのです。

 

次は灰緑色と明灰白色を探すことにしましょう。

またボークスに行って何色か買ってこないと・・・

 

 

 

 

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彩雲製作その2

2017-06-04 23:24:42 | 1/72 彩雲

フジミ1/72彩雲11型製作続きです。

コックピット以外は御覧の通りさっぱりしていて付け加える気になりません。

椅子が2つポツンとあるだけ・・・・・

ファレホの塗装の練習台ということで、さっさと進みましょう。

予想通り胴体と主翼の間はしっかり隙間が空いてます。

昔は当たり前だったんですけどね。

最近の出来のいいキットばかり作ってきたのでメンドクサイったら・・

リベット打ちするつもりはありませんが、スジボリは削って無くなってしまうだろうな

と言う訳で、古い資料を引っ張り出し、

40年前の初代「世界の傑作機」シリーズです。

1/60という半端なスケールの図面が載ってます

20年前のキットを40年前の資料を見ながら作る・・・・何とも不思議なことを・・

 

実はこの初代「世界の傑作機」シリーズ、全巻揃っているのです。

(しまい込んであるので全何巻か覚えてませんが100超えてたと思います)

第1巻は一式戦隼、第2巻が紫電と紫電改・・・・・表紙は2色刷りでした

航空ファンという雑誌の増刊号として昭和41年から発行されているものです。

もちろん大人になってからオークションや古本屋を探し回ってムキになって揃えたものですが、

次のシリーズも、最新のシリーズもとんでもない数が出版されてますからあきらめました。

無理です。ついていけませんでした。(どこが傑作機なんだよっていう機体もでてますから)

航空ファンも1952年の創刊号から1970年まで揃えましたが、そのあとは続きませんでした。

本なので重いし保管場所に困ります。結局しまい込んで必要な時に出てきません。

収集癖があると物が捨てられなくて困ります。どんどん溜まっていくだけですから。

 

脱線してしまいましたが、ファレホです。

震電の指定色 72.053 Chainmal Silverで主脚とカバー内側を塗ってみました。

この72.053はGame Colorなので濃度が若干違います。ちょい濃いめです。

塗った感じもちょっとギラギラしているので、結局71.063 Silverをかぶせて塗ってしまいました。

メタリック系は塗ってみないとわかりませんね。

続きはまた明日

 

 

 

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彩雲製作その1

2017-06-03 23:38:41 | 1/72 彩雲

ファレホの練習用に作り始めた彩雲

実は古いキットで20年以上前のフジミの1/72。

終戦50周年という帯がついてましたから1995年ころのものです。

箱も傷んでいるし組み立て説明書もデカールも黄色く変色してます。

グレードアップツールとして真鍮のピトー管が付いてます。

という訳でコックピットの計器盤のデカール、危ないので秘密兵器登場

MICROSCALEのLIQUID DECAL FILM !

水に浸す前に塗って乾かしておきます。2度塗りくらいで大丈夫そう。

操縦席の両袖の部分のデカール、ちょっと広すぎやしませんかね。(20番と21番)

思いっきりはみ出してます。まるで現用ジェット機のコックピットみたい

しょうがないのでプラ板で作って下に敷いてやります。

Fine Moldsのシートベルトを適当に塗って取り付ければ完成。

機体内壁に一切モールドもなく取付部品も無いのになんかとっても大げさなデカールのために違和感のかたまり・・・・

 

ここでファレホの使用報告

カウリングの内部、普段はカウリング色でごまかしてましたが、指定色が「STEEL」

になっているので、 71.072 GUNGREY で筆塗り

エアーなので結構薄く、3度塗りでちょうどいい感じ

このメタリック、気を付けないと気泡が付きやすく筆で何度もなぞっているうちに汚くなってしまいます。

筆にたっぷり含ませないほうがいいみたい。

乾けばきれいになってますのでさっと塗って乾かして、またさっと塗って・・・・・

パレットに落とした数滴の塗料でよくのびます。

 

エンジンのパイピングはあきらめました。モールドも適当だし隠れて見えませんから。

 

 

 

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