爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 Hawker Hurricane(6)

2021-03-01 00:18:28 | 1/72 Hurricane

1/72 Hawker Hurricane Mk.I & Mk.Ⅳ &Mk.Ⅱc 製作

 

塗装が簡単な夜戦型から仕上げていきます。

機体全体を Night で塗装、この Night は、ファレホの調合(71.057:100+71.004:30+71.050:5)です。

機首にはデカールを使わずに、タミヤアクリルの XF-7 フラットレッドを使っています。

光沢クリアーをかけて、デカールを貼ります。

このデカール、ハセガワのキットということで安心していましたが、やはり古いものなのでダメでした。

水に浸して数分間置いても、写真のように部分的に水が浸み込んでいきません。

そのため、時間をたっぷりかけて糊が流れてしまうまで置いておくか、破れる危険を冒して無理やり剥がしてみるか、厄介な代物です。

Liquid Decal Filmで薄く膜を貼るようにオーバーコートしているせいで余計に時間がかかるのかもしれません。

また、デカールのフィルム部分が厚みがあって、余白を残さずギリギリに切り取って貼ると、端がめくれてきます。

余白を残すとシルバリング、ぎりぎりに切るとめくれてしまう、どちらも困ったものです。

 

黒い機体の墨入れ、いつも悩みます。

AKインタラクティブの PANELINER for Black は、ほとんど白なので、ちょっと目立ちすぎ。

なので、タミヤ墨入れ塗料の Dark Gray を使うことに。

これだと少し落ち着いた感じになるかと思います。

 

デカールを貼り終えて、もう一度光沢クリアーでトップコート、墨入れをして、小さな部品を取り付けて、完成が近くなってきました。

端のめくれ上がったデカールのせいで、ちょっと汚い感じがします。

排気管は、ホワイトメタルのものが付属していたので、そのまま使用。

アンテナ支柱とアンテナ線を取り付けます。

アンテナ支柱は、1.2mmの真鍮線をテーパー状に削って、三角の金具は、0.2mmプラ板を適当に切って貼り合わせてます。

垂直尾翼の指示部は、キットのモールドがいつの間にかどこかに飛んで行ってしまったので、0.5mmの真鍮パイプを埋め込んでその中にアンテナ線を通す予定でしたが、断念。

いつの間にか塞がっていてどうにも入りません。瞬間接着剤で固定。

アンテナ線は、ファインリギング 0.082mmを使っています。

いつものことながら、老眼には苦行です。

脚も取り付けて、プロペラも塗装済み、つや消しクリアーを全体にかけて仕上げれば完成です。

左側面のレター「A」はデカールの貼り付けミスで破れているのではなく、こういう部分的に剥がれたような塗装だったらしく、そのままデカールになっているのです。

両主翼の着陸灯は、クリアーパーツの中が何もないので、一応伸ばしランナーを輪切りにしてクロームで塗って中に取り付けています。

 

 

 

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1/72 Hawker Hurricane(5)

2021-02-13 00:01:12 | 1/72 Hurricane

1/72 Hawker Hurricane Mk.I & Mk.Ⅳ &Mk.Ⅱc 製作

 

もうこうなったら3機作るのも5機作るのも一緒、ということで、積みプラ解消も兼ねてハセガワの2機も一緒に作ります。

Mk.Ⅰ夜戦型とMk.Ⅱc です。

Mk.Ⅱcは、最終生産機 The Last of Many です。

この機体、実戦部隊には配属にならず、ホーカー社有機として保存されているそうです。

さすが戦勝国。

 

どちらも1996~1998年頃の製品、20年以上前のキットですからハセガワ製にしてはさっぱりしています。

Mk.Ⅰ夜戦型は尾輪の形状が違うのでしょうか、削り取るよう説明書に指示されています。

両機とも、コックピットはとてもシンプル、側面には何もありません。

あまりにも寂しいので、ファインモールドのシートベルトを付けてみました。

計器パネルはデカール貼り付け、一応つや消しクリアーに計器のガラス面だけ光沢クリアーを垂らしています。

機体はこれで終了

 

夜戦型から組み立てていきます。

大きな隙間も歪みもなく素直に組みあがります。

主翼の後縁が厚ぼったい感じはしますが、無視して進めます。

胴体の合わせ目を消して、機首に防火焔フィンを取り付けます。

これだけはパーツが無く、プラ板で作るようになっています。

幅2.5mmとなっていますが、やや細めに。

主翼の機銃口も開口しておきます。

夜戦型なので、機体全面にNightを塗っていきます。

塗分けがほとんどなく、一面 Nightなのでこの機体はファレホを使います。

ランカスターの時の調合した塗料が残っていましたので、それを使いますした。

やや青味がかかっているのがわかります。

防炎焔フィンのところも

機首の影響ないところに開口して真鍮線を突っ込んで持ち手にしています。

軽いのでこの程度の細い真鍮線でも用が足ります。

この機体もキャノピーは機内色で塗ってから機体に固定。

 

 

 

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1/72 Hawker Hurricane(4)

2021-02-11 23:40:32 | 1/72 Hurricane

1/72 Hawker Hurricane Mk.I & Mk.Ⅳ 製作

 

AirfixのMk.Ⅰ 2機を進めます。

キャノピーにマスキング、機内色を塗って機体に固定してしまいます。

サフは、ファレホの 73.615 USN.Ghost Grey

機首にちょうどいい具合に穴が開いていたので持ち手として太めのランナーを突っ込んでいます。

これで暫く乾燥させて、下面から塗装していきます。

今回は、両機とも1939年9月以降の下面白/黒塗装、下面のラウンデルは国籍標識Aタイプです。

白は、いつものファレホではなく、タミヤアクリルの XF-2 フラットホワイト。

主翼下面半分に塗って乾燥させます。

タミヤアクリルは塗ってから1日程度おけばマスキングテープによる剥がれは無いそうですから。

(それに、タミヤアクリルが色合わせや参考に買いそろえていたら結構な数が溜まってきたので使わなければもったいないので)

乾燥後マスキング。

このマスキング、中央のラジエーターの内部はどうすればいいのかよくわかりません。

適当に中まで塗り分けるのか、いろいろ資料を漁っても良くわかりません。

主翼下面もう一方は、黒ですが、ランカスターの下面と同様 Night にしてみます。

調合は、XF-1:10+X-4:3+XF-20:少々 

青味のかかったつや消し黒というイメージです。

 

 

 

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1/72 Hawker Hurricane(3)

2021-02-01 00:21:23 | 1/72 Hurricane

1/72 Hawker Hurricane Mk.I & Mk.Ⅳ 製作

 

Hurricane2機製作中ですが、ここでまた欲が出てもう1機手を付けてしまいました。

AZmodel のMk.Ⅳ ヴィッカースS40mm機関砲搭載機です。

またチェコ製なのでちょっと嫌な予感はしますが。

塗装パターンは2種類

このキット、外箱に日本語が書かれているので、日本向けのキットなんでしょうか。

組み立て説明書には、片側4連装の60ポンドロケット弾を選択できるようですが、パーツには何もありません。

40mm機関砲だけでした。

4枚ペラのMk.Ⅴにもできるようですが、塗装図とデカールはMk.Ⅳのみ

レジンパーツが付いています。

シートと翼下のラジエーター、他は使わないようです。

パーツを見てみると、やはりバリが結構あります。

こんな感じですべてのパーツにバリがあるのです。

 

部品点数も少なく、組み立ては簡単、コックピットも計器パネル含めて5点なのですぐに終わります。

今回も機内色は、「71.126 IDF Green」、シートベルトはレジンパーツにモールドされているのでそのまま。

計器パネルは、つや消しブラックで塗って、計器のガラス面だけ光沢クリアで強調しています。

操縦席側面は適当にブラック、シルバー、レッドで塗り分け

計器パネルは組み立てると全く見えなくなります。

 

というわけで、各合わせ目も意外に隙間なく、ストレスなく組みあがりました。

主翼と胴体の合わせ目だけは隙間というより段差ができてしまったので、ここだけパテ盛。

あちこちパテで盛ったり削ったりは当然あるので、それなりに手間がかかっていますが、前作の 1/72 Skua に比べたら楽なもんです。

パーツの歪みもなく、パネルラインも適度な深さの凹ラインなので、修正も楽でした。

 

 

 

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1/72 Hawker Hurricane(2)

2021-01-28 21:01:57 | 1/72 Hurricane

1/72 Hawker Hurricane Mk.I 製作

合わせ目を消して、サフを吹いて塗装準備完了です。

サフは、ファレホの Surface Primer 73.615 USN L.Ghost Grey です。

 

 

 

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1/72 Hawker Hurricane

2021-01-25 20:27:33 | 1/72 Hurricane

1/72 Hawker Hurricane Mk.I 製作

 

バトルオブブリテン続きます。

今度は1/72 Hawker Hurricane Mk.I 2機同時に作ります。

AIRFIXの製品です。

同じMk.I ですが、初期型のワッツ2翅プロペラとデ・ハビランド3̪翅プロペラの違いです。

下面の塗装も初期の 白/黒 塗装になります。

同じ海外メーカーでも東欧系の適当なキットとは違って、AIRFIXのキットは作っていて楽しいので好きですね。

パーツ分割も細かいモールドも適度で、解説書が丁寧なので変なストレスがありません。

チェコ製などの、「これどこにどうやって付ければいいんだ?!」というのがありませんから。

 

例によって、コックピットから。

計器パネルはデカールを貼ります。

シートベルトは、ファインモールドの1/72 イギリス空軍機用シートベルトをそのまま使います。

パイロット頭部の防弾板を開口して後ろに通しています。

ワッツ2翅ペラと3翅ペラのパーツの違いは、防弾板の下のシートの架台(?)。

写真下の隙間の広いほうが2翅ペラのものです。

指示色は、Interior Green なので、ファレホの「71.126 IDF Green」を使います。

コックピットもこのくらいササっと組みあがると気持ちがいいものです。

 

主翼を貼り合わせます。

忘れないよう、下部識別灯にクリアパーツを内側から取り付けておきます。

これ、忘れると外側からは付けられないのです。

塗りつぶさないよう、マスキングをしておきます。

 

主脚格納部はシルバーで塗っておきます。

操縦席下部はこの主翼に直接取り付けます。

シルバーとガンメタルで汚く塗って終了。

少ないパーツ数でいかに組み立てやすくするか、上手く考えたもんです。

ここまでほとんどストレスなく組みあがりました。

胴体の貼り合わせも大きな隙間なく、パテ埋めの必要もありません。

主翼のブローニング7.7mm機銃4連装は、説明書には何の指示も無いのですが、一応開口しておきました。

コックピットは、やはりほとんど見えません。

2翅ペラ

3翅ペラ

防弾板の形状が若干違うのみ

 

 

 

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