爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 ブルーインパルス(86ブルー)製作その4

2021-10-10 17:22:42 | 1/72 F-86F

1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス”製作

 

キャノピーの塗装は、市販のマスキングシートを使います。

3機分あると自分でマスキングするのは結構大変なのです

ありがたいことに、このシート3機分ついています

 

さて、「天龍」の塗装です。

機体はベースがシルバーなので、やはり黒立ち上げとします

黒サフをかるく吹いて

ファレホの METAL COLOR  77.724 Silver を使ってみました。

非常にサラサラとしていて、希釈する必要がありません。

圧を弱くして優しく吹き付けてやると良いようです。

 

問題のデカールです。

計器パネルなどを既に使用済み

 

これを機体全面に貼るのですから、どう考えてもうまくいく気がしません。

と思いながらも、一応貼ってみることにしました。

 

結果は、

やはり、というか当然のことながら失敗

機首のほうから貼っていき、胴体の斜めライン、3枚目に尾翼の下半分を貼ったところでストレスMAX、ダメです。

デカール自体が固いので曲線部分は隙間だらけ、端がめくれてくるし、マークソフターとデカールのりを付けながら、1枚の面積が広いので位置合わせをするのにこちらを合わせればあちらが合わず、その間にまた剥がれてくるし、格闘すること数十分。

これを2機分貼るなんて私にはできませんでした。

ということで、デカール諦め、塗装で行きます。

貼り付けたデカールを剥がし、ペーパー掛けしてシルバーを塗り直し、コツコツとマスキング開始です。

最初にそれぞれゴールドとブルー以外の部分をマスクします

下地がシルバーなので一応下地処理としてグレーのプライマーを塗っておきます。

その次に共通の色、ライトブルー

このライトブルー、デカールの色に似せて、ファレホの 70.844 Deep Sky Blue に 71.006 Light Green Chrm. を少し加えて、なんとなく緑色がかかったスカイブルーを作ってみました

割合は、70.844(10):71.006(3)

次に、ライトブルーの部分をマスクして、それぞれゴールドといわゆる「リバーブルー」を塗ります。

リバーブルーは、ファレホの 71.004 Blue に 70.844 Deep Sky Blue を加えたもの。

この調合は適当です。

デカールや写真を見ながらなんとなくこんな感じ

マスキングテープを剥がしてみると、

どうでしょうか

結構うまくできたのではないでしょうか

珍しくはみ出しも少なく、タッチアップ程度で何とかなりそうです。

 


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