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高齢者は要注意「ヒートショック」

2014-01-11 09:56:48 | 日記
昨年末にいただいた喪中欠礼のはがきの中に「主人は浴室で亡くなりました」と小さく添え書きされた1枚があった。「ヒートショック」だ。いつか聞いたことのあるこの言葉が不意に思い出された。

急激な温度変化に伴って起きる体調不良が「ヒートショック」。

他人事ではない。血圧の薬と仲良くするわが身、入浴や深夜のトイレ、特に注意の必要なことは言うまでもない。

冬場、暖房の効いた暖かい部屋から廊下やトイレなどに行くと、寒さに思わず「ゾクゾクッ」と震えることがありませんか?

それらもヒートショックの一種と言われ、高齢者が家庭内で死亡する原因の4分の1をヒートショックが占めているそうだ。

とくに高齢者は血管が脆くなっているうえ、血圧の上昇幅が大きく脳出血などを起こしやすい。

ヒートショックによる昨年の死亡者は全国で約1万7千人。そのほとんどが1月から2月にかけてという。いつも問題視される全国の交通事故の死亡者約4千人よりずっと多い。

性別でみると、入浴中に起こる事故の件数は男性の方が多いが、死亡に至ってしまうのは女性の方だとある。

入浴のため、暖かい部屋から脱衣室・浴室へと移動する際の寒暖差は約15℃という。十分な対策を考えておくとしよう。

ヒートショックその対策は?

1.シャワーを使用して、浴室内の温度を上げておく
 シャワー給湯をすることによって、浴室温度が15分間で10度上昇すると言われている。(東京ガスの実験にて)

2.寒い時期は、入浴する前に脱衣室と浴室を十分に暖めておく
 浴槽にお湯が溜まっている場合には、風呂に入る前にしばらく浴槽のフタを開けておくことで浴室の温度を上昇させることができる。
また浴室の床にマットやスノコを敷いておくことも有効だ。

3.風呂の温度は38度から40度くらいの低めに設定する
熱いお風呂は心臓への負担を増やすため避けたほうがよい。

4. 高齢者や高血圧の人は、一番風呂を避ける
家族が入ったすぐ後、浴室が十分暖まってから入浴する。

あってはならないことだが、もし、家族が浴室で発作を起こしてしまった場合は、発見がおくれると非常に危険。
湯船の中で発見するとあわててしまい、すぐに抱き抱えようとする。その前に湯船の栓を抜く事が大切と知っておこう。

日頃からの十分な取り組みが大切なこと奥さまとゆっくり話し合うことができました。
ヒートショックの話題で、楽しい1日が過ごせました。