東京都知事選挙に期待する。

国政とのつながりの大きい、そして都民にとどまらず全国民が注視する、東京都知事選が告示された。

立候補したのは１６人。立つも立ったりの感がする。だれに投票するのか迷う方も多かろう。

下馬評の高いのは自民・公明両党の支援する舛添元厚生大臣と民主党が勝手連として応援する鳩山元総理。鳩山さんの応援団には小泉元総理と管元総理が付いている。

まるで中央政治の代理選挙ともいわれるこの選挙。９日の投票日まで派手な選挙戦が繰り広げられることだろう。片時も目が離せない。

最大の争点は「脱原発依存」。脱原発は都民に限らず国をあげての大問題。世論調査では国民の５０%を超える方々が脱原発を望んでいる。

選挙の結果は思わぬ効果を上げるかもしない。
衆参両院議員４００余をを抱え、数の力に奢る現政権の暴走を止めるきっかけとなるかもしれない。
特定秘密保護法の強行採決はまさに横暴。その先に集団的自衛権の拡大解釈、憲法改正の意図も透けて見える。

良識ある都民の方々に期待したい。１票の重みを知っていただきたい。