4月06日から1週間「春の交通安全運動」が始まった。
「春の交通安全運動」では「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国重点として、普及啓発活動を全国各地で一斉に行うものです。
昨年の熊本県の交通事故発生状況(暫定数)によると、死者は82人で前年と同じ、事故の発生件数は8627件、負傷者は1万1070人で、それぞれ前年より1190件、1403人減少。過去30年間で最少だった。
死亡事故の発生状況は、歩行中が最も多く29人。その大半は80歳以上の超高齢者の道路横断中の事故だという。
我が身も今年傘寿を迎える。後期高齢者というよりも超高齢者の歳に近ずいた。車は見た眼めよりもずっと早い。道路を横切るときは必ず横断歩道を渡る。近くに横断歩道がなければ、最後に通過する車を確認する。念には念をいれることが大切、自分の身は自分で守る。
運動に併せ各地の出発式で沢山の催しが行われた。
阿蘇高森町では、地元女性4人の音楽グループSKG(酒粕ガールズ)が飲酒運転撲滅を訴え歌とダンスを披露した。
荒尾市の三井グリーンランドでは、園の人気キャラクターウルトラマンから保育園児に交通安全のお守りが配られた。
玉名市では高齢ドライバーの交通安全講習会が開かれた。
一方、交通違反は絶対に許さないぞと、県内では一斉取り締まりが行われたようだ。朝の散歩道の遊水公園でも違反取締が行われていた。
また、本運動期間中の4月10日は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。「死者0」の達成は夢ではない。できぬことはない。なんでも日本一が流行っているが、県民総がかりで「死者0」の日本一を目指そうではありませんか。