春なのにインフルエンザの流行が続いている。
国立感染症研究所が11日発表した調査結果によると、全国約5千の医療機関から6日までの1週間に報告された患者数は1施設当たり6.13人で、前年同期の2倍超、4月末まで流行が続く可能性もあるという。
私自身、今年2月にインフルエンザにかかりひどい思いをした。高齢者にとってのインフルエンザは死に繋がることもある怖い病気。十分な注意が大切。
もし、感染した時は、その拡大を防ぐため(1)こまめに手洗いをする(2)マスクを着用する(3)くしゃみやせきが出るときは飛沫が周囲にかからないよう注意するなどの対策をとることだ。
話は違うが、12日、熊本県多良木町の養鶏場で鶏200羽が死亡したと通報があり、家畜保健衛生所で簡易検査を行ったところ鳥インフルエンザと確認された。今のところ鳥インフルエンザが直接人に感染することはないだろうが、大変なこと。
感染ルートについて県は「渡り鳥が運んだ可能性」と言及。13日午前中から、約11万2千羽の鶏の殺処分が開始された。約500人の作業員が2班わかれ作業にあたっている。
球磨郡内の幹線道路には感染拡大を防ぐための消毒網が張られ、通行車両の消毒を開始するなど、まさに県をあげての鳥インフルエンザ戦争が勃発したかの感がする。
国内の養鶏場での鳥インフルエンザの発生は2011年3月に千葉市で確認されて以来という。感染が広がらないことを祈っている。