朝の散歩でお会いする行きずりの人には大きな声で、必ず「お早うございます」とご挨拶するのが習慣となった。相手の人から、元気よく「お早うございます」と返ってくるとその日1日をすがすがしい気持ちで過ごすこととなる。
散歩では、学校に通う生徒さんたちともよく顔があう。今朝は特別楽しい散歩だった。
多分小学校上学年のお嬢さんだと思う。散歩する私との距離が20メートルくらいはあっただろうか。立ち止まり深く頭を下げながら「お早うございます」とあいさつしてくれた。
びっくり仰天。このようなあいさつ散歩を始めて最初の経験。嬉しくなった。今日1日楽しくすがすがしい気持ちで過ごせるとそのお嬢さんに感謝した。
私も大きな声で「お早うございます」とあいさつし、おもわず「ありがとう」と一言つけくわえていた。
そのお嬢さん。きっと素晴らしい楽しい家庭で過されているのだろう。「親の後ろ姿を見て子は育つ」とあるが、ご両親、きっと素晴らしいお方だろうと勝手な想像が膨らんだ。
“毎日が日曜日”、会話の機会が日に日に少なくなる中で、朝の散歩で交わす短い会話「おはようございます」。大事にしなければならないな。
このお嬢さん。小さな恋人と呼ぶことにしょう。また、明日も会うことが出来るだろうか。明日の散歩が待ち遠しい。