平和な時が過ぎてゆく。あす8月15日は終戦の日。東京の日本武道館で天皇皇后両陛下ご臨席のもと、全国戦没者追悼式が開かれる。戦後69年、今朝の新聞に“終戦の日”の文字がほとんど見えない。だんだんと風化が進みつつあるのではと、さびしさを感じるのは私だけだろうか。
甲子園では今日も高校球児の熱い戦いが繰り広げられている。
今日の第2試合、東海大四の西嶋投手が繰り出した秘球というか目暗ましの魔球というか。ふわふわーっと青空に超スローカーブが舞った.球速は58キロ。一瞬目を疑った。日本で初めての秘球の誕生。
西嶋投手は90キロ前後の「普通のカーブ」も交えながら、強打の九州国際大府を後手にまわし6ー1で快勝、ヒーローの誕生だ。この日4球投げた西嶋投手の秘球「超スローカーブ」。始めて目にした甲子園の大観衆は大喜び。大きな歓声が球場を揺るがした。
今日もドラマをありがとう。テレビの前の特等席で私も喝采した。 だが、九州勢がまた一つ姿を消したのは残念でならない。