広島市を襲った豪雨による土石流災害。時間の経過ともに被害が拡大の様相をていしている。その悲惨な状況には言葉もない。広島地方には今日も雨が降ると予報が出ている。1日も早い復旧が望まれる。
ところが当地、今朝の熊本は好天気に恵まれた。流れる白い雲の間に輪になった青い空がポツンポツンとみられ、まるで氷の海のよう。雨の日がつづきしばらく散歩が出来なかったが、今朝は久しぶりに楽しく気持ちよい散歩が出来た。一方、広島の災害を思うと不謹慎この上ないとの気持ちが強くなる。
朝の散歩コースはいつも見慣れた景色だが、しばらくぶりだと景色がまるで違う。どこかを旅行して始めて眺める景色のような錯覚を覚える。
いつも通る道路の脇に咲いたザクロの花について、5月30日ブログ「朝の散歩は、老人夫婦の会話の時間」に書いた。今日見ると赤い小さな花がこぶし大の実に変わっていた。なんとなく子供のころを思い出した。戦争中の食糧難の時代だった。他人さまの家の庭に生っているザクロの実をよく盗んで食べたことを。