立秋を過ぎ秋も深まりつつあるのに、今日も各地で豪雨があり、大きな被害が出ている。梅雨明け宣言は７月にあったが、いまだ梅雨明けせず日本各地で雨の季節が続いている。
真夏の祭典、甲子園の高校野球も、台風の影響による大雨のため開会式は２日遅れとなった。高校野球史上初めての出来事。開幕後も雨の影響は大きく、雨の中での泥んこ試合も、また、試合中の中断もかなりあり、試合開始時間が遅れたこともしばしば。
あこがれの甲子園で選手の皆さんや応援団のみなさんは雨対策にさぞかし気をもまれたことだろう。テレビで見る今朝の甲子園は、昨日とは打って変わり青空の見える絶好の野球日和。熱戦が続いている。
ところがすぐ隣の京都や東海地方ではまれにみる豪雨に見舞われ大変な被害が出ている。死者も出た。ＪＲ福知山線では線路が流され、レールは無残な姿をさらしている。復旧にはかなりの時間がかかると発表された。泥水の海と化した田畑や、浸水した家屋、土石流に押しつぶされた家屋の映像は悲惨な限り、言葉も出ない。被災された方々に心からのお見舞いを申し上げたい。
日本各地で大雨の続く「今年の夏」はまさに「梅雨の季節」に変わった。地球温暖化による異常気象は「夏のない季節」をもたらした。日本の誇る素晴らしい四季の変化にも異変が起きるのではと心配になる。
秋は収穫の季節、大雨は農作物にも影響を与え、徐々に普段の暮らしにも影響が出てくることだろう。