毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

小春日の散歩で美味しいちゃんぽん食べた

2014-11-25 15:55:38 | 日記

 夜明け前の東の空は茜色。今日は多分暖かい小春日和だろうと、急に爽やかな気持ちになる。思った通りの小春日和に誘われ、久しぶりに街へ出かけることとした。別に買い物などはない。ウインドショッピングとでもいうのだろうか。ゆっくりと街を歩く。

 お昼をどうするか。駅の近くのそばやさんはどうだねと“うちの奥さまに”尋ねると奥さまの顔がほころんだ。行きつけのそばやさんは熊本駅の近く二本木にある「東庵」。

 のれんをかき分け店をのぞくとお客はわずか。店にはお寿司も麺類もある。メニューを見ながら考えた。

 何を食べたいのか2人ともよくわからない。しきりに相談するが、そばでもない、すしでもない。最後は「店の名物ちゃんぽん」ときめた。メニューには950円と1300円の2種類が乗っていた。どう違うかお店の主人に尋ねたところ、上等は麺の量が多く、たまごとエビが追加されると言われる。年の所為か量は沢山いらない。950円をお願いした。

    (器は小さいが量は十分・スープの味は格別に美味しい) 

 味は今はやりのリンガーハットの長崎ちゃんぽんと全く違う。野菜やイカ、エビ、豚肉等もたくさん入った昔風のちゃんぽん。私好みの味、抜群に美味しかった。食べ終わった奥さまはまたこようねと大満足のご様子。最近は幾分体調不良気味だった私「早く元気になってまた来るよ」と返事した。久しぶりの年寄り夫婦ののツーショットは、「ちゃんぽん」で無事に終了。楽しいことこの上なし。

 「東庵」のお客はまばらだが、とんと向かい側にある「金竜」というラーメン屋は、ガイドブックで全国的にも知られていて、観光客の足が途絶えない。いつもたくさんのお客が店に入れず列を作って並んでいる。数えてみると平日というのに30人は超えているだろう。待ち切れずに列を離れるグループもある。

 いくらおいしいラーメンでも、あんなに沢山並んでいては店に入らないよね。と奥さま仰った。同感・同感。


関門海峡“ふくの季節”

2014-11-24 16:28:38 | 日記

    2週間にわたった鶴屋デパートの「大道産子市」が終わった。思わぬ出会いでお付き合いが始まった礼文島の昆布漁師、宇佐美さんご夫婦。大変お疲れになったことでしょう。

  宇佐美さんご夫婦と初めてお会いしたのは9年前。鶴屋デパートで開かれていた「大道産子市」の会場でした。「礼文島香深の昆布にはところどころに小さな穴があります。この穴は雲丹が食べた証です。礼文はうにの島と呼ばれるほどうにが豊富な島です。この昆布、近くで採れる利尻の昆布とは少し趣が違います。ぜひ使ってみてください。」

  宇佐美さんの昆布についての丁寧で熱心な説明を聞いた“うちの奥さま”はすっかり感激。その瞬間、我が家の昆布はそれまでの利尻から礼文の昆布にとって変わったのです。

   料理好きの“うちの奥さま「大道産子市」で1年分の昆布を買います。毎年のことですから宇佐美さんとのお付き合いも自ずから深まって行きました。1年に1度、七夕様の彦星・織姫さまではありませんがお会いできるのが楽しみです。

   宇佐美さんご夫婦は熊本での展示会を終えると、寒い礼文に帰る前に小旅行をされます。去年は天草方面だったそうです。雑談の中で今年はどこへとお尋ねすると、下関のふくを食べに行きたいと言われます。今は関門のふくの最盛期、旅行社で下関のふく専門の料亭を紹介していただくと非常に高価なものとなることでしょう。

   私はもともと門司に住んでいました。そこでにわかツーリストとなり提案しました。

   門司港に創業60年のふく料理の専門店“まんねん亀”があります。何度も利用したお店です。自信を持ってお勧めできます。お値段もリーズナブル、きっと満足されると思います。

   観光地としても関門地区は賑やかです。門司港のレトロ地区は大変有名になりました。小倉城や下関の唐戸市場などゆっくりと観光されてはいかがでしょう。

   JRと船を使えばこのトライアングル間は約10分です。関門トンネルは門司港のめかりから下関の壇ノ浦まで歩いて渡れます。距離は約700メータです。

   宇佐美さん。海峡を歩いて渡れると聞いてビックリされ、大変興味をもたれたようです。PCを使った手製のパンフレットを作りお渡ししました。

   楽しい旅行となることを祈っています。来年もまたお会いできるかな。

   


「勤労感謝の日」は父の命日

2014-11-23 21:24:07 | 日記

  11月23日は勤労感謝の日。戦前からの新嘗祭(にいなめさい)が戦後改められたのが勤労感謝の日だ。

  新嘗祭は太平洋戦争の敗戦により、GHQの占領政策の一環で天皇行事・国事行為とされ切り離される形で廃止された。農業国家である日本は、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があり、その年の収穫物は国家としても、それからの一年を養う大切な蓄えとなることからも、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代から面々と続いてきた行事である。

  1948年(昭和23年)に公布・施行された勤労感謝の日は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」とある。

  しかしこの日は私たち一家にとって忘れることのできない暗い想い出の日でもある。2年前のこの日、父が心臓麻痺で一晩だけ苦しみあっけなくこの世を去っていったのだ。享年37歳、あまりにも早い死だった。

  太平洋戦争がやっと終わり1年が経過し、猛烈なインフレが襲ってきた年。食糧は不足し、お金の価値が日に日に下がる超インフレの中で、残されたのは母と、当時13歳、工業学校2年生だった兄を筆頭に4人の兄弟、それに父の母の6人。途方に暮れる長い苦労の生活が始まった。まだ若かった母の苦労は大変なものがあった。その母も既にこの世にいない。

  今年は結婚してから50年。傘寿を迎える。ところが先月、思わぬ病気と自動車事故で体調を崩し入院となってしまった。まだ貧血気味だが父の生月命日。暖かい小春日和に誘われ、海の見える小高い丘の上のお墓に“うちの奥さま”と一緒にお参りした。亡き父や母の墓前を掃除しながら、父なきあとの沢山の思い出が走馬灯のように走り過ぎて行った。

  お参りの後、墓前でお酒の好きだった父に供えた1合コップのお酒で乾杯した。多分父も天国で母と一緒に喜んでいることだろう。少しのお酒だったが酔いがまわってきた。

  ふと考える。あと何年生きることができるだろうか。来年もまた今年のように夫婦連れだってお参り出来るだろうかと。不安ばかりが増してくる。

  

 

 

 

  


この1票で眞の民意を示したい

2014-11-22 09:27:43 | 日記

   秋が深まるにつれ山のもみじがだんだんと町に近づいてきた。

 我が家の小さな庭の[カエデ]や[はなみずき]も真っ赤に染まった。部屋の中から居ながらにしてもみじ狩りを楽しむことができる。この幸せに感謝、感謝。

   九州新幹線の開業にあわせ綺麗に整備され風景の全く変わった熊本駅前の大きな道路。道路脇の若いイチョウ並木が黄色に染まり通る人々を和ませてくれる。

                   

  

  町のところどころで見かける柿の木には暖かい秋の陽に照らされ橙色の大きな実が鈴なりだ。柿の木には表年と裏年があるという。多分今年は表年、お正月にはきっとおいしい干し柿をいただくことができることだろう。楽しみだ。

  秋が過ぎれば寒い歳の瀬がやってくる。予期しなかった衆議院選挙と歳末商戦のコラボで町が賑わうことだろう。

  12月16日は国民が持つ最大の権利を唯一行使できる衆議院選挙の投票日。その1票は明日の日本の進路を決める大事な1票となることだろう。悔いのない1票を投じたい。その票が積み上がれば上がるほど大きな力となり、総理が望んでいるであろう「憲法改正、集団的自衛権の行使、秘密保護法、原発再稼働などかりそめの民意を否定することとなるのでは。」と、淡い期待を持ちながら選挙の日を楽しみに待っている。

  

   


大義なき衆議院の解散総選挙 

2014-11-21 19:13:03 | 日記

  衆議院が解散され12月2日公示、12月14日投開票の日程が決まった。前回選挙は12年。それからmだ2年は経過していない。今なぜ解散し選挙を行わなければならないのか全くその理由が分からない。選挙には700億円の費用がかかると言う。メディアは連日の報道で700億円あれば何ができるか。国民のために使うべきだと喧しい。

  安倍首相が21日に衆議院を解散すると表明したことを受けて朝日新聞は全国緊急世論調査を実施した。この時期に解散・総選挙をすることにに「反対」は62%、「国民に信を問う」と言う解散理由に「納得しない」が65%。これを見ても今回の選挙、安倍政権の党利党略としか言いようがない。まさに、「解散の大義があるのかと」首相の決断を揶揄する指摘があるのは当然のこと。

  総理の番頭役、菅義偉官房長官が19日の記者会見で「何を問うか問わないかは、政権が決める」と述べ、さらに「自民党は衆参の選挙で憲法改正を選挙公約にしている」と指摘し、集団的自衛権行使を認める憲法解釈変更で国民に信を問う必要はなかったとの考えを示した。

  首相は、衆院解散を表明した18日夜の記者会見で「(消費増税延期と言う)重大な(政策)変更について国民の信を問うことは当然のことであり、民主主義の王道と言ってもよいと述べている。

  消費増税延期は3党合意を踏まえ、既に決められた事項。衆参で絶対多数誇る与党であれば国会審議で十分できることであり、700億円の経費を使い選挙に訴える必要は皆無といってよいだろう。

  選挙が予定通り実施されるならば、争点は消費増税でなく、むしろ数の力で押し切った集団的自衛権の憲法解釈変更。特定秘密保護法。原発の再稼働。などを争点とすべきと考えるがいかが。選挙のため来年度予算は年度内に成立するかどうか分からない。生活基盤の弱い弱者や年金生活者、非正規労働者の雇用対策などこそ国民の信を問うべきではなかろうか。

  数の力に頼る自公両党に対抗する野党のみなさんは首相の言葉に迷うことなく、集団的自衛権。特定秘密保護法。原発の再稼働。などを争点として選挙を戦ってほしい。

  19・20日の新聞にでた週刊誌の広告を珍しく見た。

  週刊朝日 「安倍首相本当にいまやるべきか、自己チュー開散、消費税、景気、基地・・・・馬脚を現す前に、すべての課題先送り、国の将来そっちのけ、もはや党利党略ですらない“政権延命選挙”へ。

  サンデー毎日 「師走総選挙!まさに党利党略、大義なき自爆解散」

  週刊文春 「血税700億投入でなぜ今?【大儀な解散】全内幕」

  週刊新潮 「開戦!勝機は我にあり、安倍晋三・30議席を減らして政権安泰という甘い脚本の落とし穴。」

   各週刊誌とも今度の選挙に疑問を持っていることがよくわかる。あまりにもお粗末、民意を無視する驕れるもののたわごと選挙とでも名付けるかな。