毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

残り少ない人生に新たな誓い

2015-04-05 20:00:14 | 日記

  「存命中の世界最長寿の女性」としてギネス世界記録に認定されていた大川ミサヲさんが、4月3日、老衰のため亡くなられました。享年117歳。

   高齢化の進む日本。それにしても平均寿命はぐんと延びたものです。2012年の統計では、男は85歳、女は87.3歳となっています。昔、平均寿命は今よりずっと短く「人生50年」と言われていました。熊本でもなじみの明治の文豪、夏目漱石は49歳で亡くなられています。

   「少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)」の格言があります。「若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから勉学に励まなければならない」と、これは「人生50年」とされた持ち時間の短さや、当時の社会事情があっての言葉でしょう。

   今年傘寿を迎える私。まずは日本人の平均寿命である85歳までは元気でいたいと思います。虫が良過ぎるかもしれませんが、その後も元気で長生きできればと考えています。

   大川さんの「長寿記録」は117歳。これからの高齢化社会を考えれば、あわよくば117歳まで生きることも可能になるのではとよからぬ考えも浮かびます。ところが待てよ。117歳までには後37年もかかります。

   「少年老い易く・・・・・」ではないが。現役を退いてからの20年、歳を取り傘寿を迎えたといっても、本当に有意義な生活を大切にするための勉強や努力ができていたのでしょうか。

   ブログで“毎日が日曜日・でも多忙です!”と書いています。だが、これまでは「老年にして学成り難し」とばかり、まさにノー天気を決め込んできたのんべんだらりの毎日だったとしか思えません。大いに反省しなければなりません。

   大川さんの訃報を見て「残り少ないこれからの人生を大切にしなければならない」。まだまだ努力が足りない。毎日の勉強がたりない。がんばろうと新たな誓いを立てました。

 


統一地方選、意思表示のできない無投票区の住民

2015-04-04 15:06:30 | 日記

  統一地方選前半戦の41道府県議選と17政令指定市議選が3日告示された。

  今朝の新聞を見ると、県議選の無投票区が全選挙区の33.4%に当たる321選挙区となり、総定数の21.9%に当たる501人が無投票で当選したという。

   九州・山口の無投票区は36%だったそうだ。熊本県は21選挙区、定数48に対し計69人が立候補したが、7選挙区が無投票となり10人の無投票当選が確定した。無投票区の増加は、関係する候補者にとっては幸いなことだろうが有権者にとってはやりきれない。そこでは、憲法で保障された当然の権利、選挙権が合法的に取り上げられてしまうからだ。

   投票率も選挙を繰り返すたびに低下しているとある。このことは国民の政治不信の目が政治家に向けられていると言えるのではあるまいか。

  今回の熊本市議選は熊本市が政令指定都市に移行してから初めての選挙。前回は市全域と合併特例による富合町選挙区で7日間の選挙だったが、今回は市内各区ごと5選挙区となり、選挙期間は9日間に増えた。熊本市の市議定数は48、これに対し59人が立候補した。ところが私の住む北区では定数10に対し立候補は10。全国的な流れもあろうが無投票区となり10人の無投票議員が誕生した。北区の有権者は国民の義務であり権利である市議員選挙の権利を剥奪され、全く行使することができなくなったと言っても過言ではあるまい。

   10人もの多数の議員が無投票とは。まさに異常。無投票の議員の中には、議員としての資質に問題ありと思われる方もおられる。地域の人はそれを知りながらも清き1票を行使できない。こんな不公平がまかり通るのだろうか、大いに疑問を感じる。

   この選挙、熊本市民70万のうちの約5分の1の人の選挙権を奪ってしまった。政令指定都市に移行していなければこのような事態は考えられなかっただろう。今思うと残念でならない。

   この対策、今後真剣に考えていただきたいとお願いしておこう。

 


今年も土筆が食べられた。

2015-04-03 19:19:56 | 日記

   昨年3月17日のブログに土筆について書いている。その中で今年は土筆の出るのが少し遅いようだと書いていた。

  3月に入り、昨年のブログを思い出し、連日のように近くの遊水公園を歩きまわったが、4月になっても一向に土筆の姿を見かけない。環境の変化だろうか。残念ではあるが今年は土筆の収穫はだめだと諦めざるを得なかった。

  春は山菜の季節。うどやたけのこ、わらびにぜんまい、野ぜりにつわぶき。ふきもある。タラの芽やお茶の葉の天ブラの味も格別だ。以前は家の近くで簡単に、時には蛭に血を吸われながら山菜とりを簡単に楽しんだものだ。昔人間にとっては楽しい思い出だ。そのうちでも、のびるのぐるぐるは亡き母の味でもあった。

  ところが山菜、今はお店で買う物、スパーなどの店頭に時期になると沢山並べてある。何か味気ない思いがする。

  6時過ぎに、ラジオ体操を終え外を眺めると曇り空、お昼ごろから雨とある。今朝の散歩は天候が気になり、コースを変えてみた。ところがそこで諦めかけていた沢山の土筆がたっているのを見つけた。嬉しかった。散歩は中断。せっせと土筆を摘んだ。入れ物の準備ができていない。かぶっていた帽子を脱いで採った土筆を入れる。楽しい限りだ。

  家に帰り、玄関を開けると同時に“うちの奥さん”に、お土産だよと大きな声を出した。似た者同士、奥さんも喜んだ。

   

  早速、夕食に新鮮な土筆の卵とぢが出た。しゃきしゃきとしたその味は天下一品。土筆は卵とぢに限るようだ。“うちの奥さま”明日も沢山採って佃煮にしようと仰った。食事のあとで、初物を仏様にお供えしなかったことに気づき、夫婦で顔を見合わせた。

 

  

 


朝の散歩のお友達

2015-04-02 10:43:26 | 日記

  サクラの花が散り始めた。花吹雪の舞う中の朝の散歩。気も心も晴れ晴れとなる。今日の1日を大事にしよう。

  作家の林芙美子は色紙に好んで“花の命は短かくて”と書いている。まさにそう思う。アッという間の桜のシーズンだった。だが前線は今も北上中。お友達の住む北海道の礼文の島に前線の到達するのはいつの日だろう。

  朝6時半のラジオ体操を終えると、恒例の朝の散歩が待っている。春は花の季節でもある。散歩の途中、今が盛りの沢山の花と出会うのが楽しみだ。

  その朝、出合った花達に親しみをこめてカメラを向ける。明日もまたお会いしましょう。よろしくお願いしますね、と。  

       

                                        (千原さくら)                                                  (どうだんつつじ) 


               

                                           (庭先の海棠の花)                                            (あけびの花)                                

                  

                                      (むべの花)                                                      (梅の木には小さな実がついていた)

                                            

 


今年も「出会いの季節」がやってきた

2015-04-01 12:49:00 | 日記

  新しい年度が始まった。4月は「出会いの季節」でもある。入社式や入学式、転勤など。全国各地で様々な悲喜こもごもな出会いがあったことだろう。今朝の新聞には4面にわたって人事異動の記事が溢れていた。

   現役時代のことだが、この日を境に家族と一緒に転勤を経験したのは何度あったことだろう。好むと好まざるにかかわらず辞令書1つで各地を回ったものだ。

  転勤は大変だ。まして初めての知らない土地に行くときは、泣きたくなることもしばしば。家族もまた大変だった。娘は転勤のたびに転校を重ね幼稚園、小学校、中学、高校とそれぞれ2回ずつ在籍した。今問題のいじめもたびたび経験したという。

  昨年4月1日の朝刊人事異動欄に、その娘と娘婿の名がならんで掲載されていた。娘は熊本から薩摩川内市へ。娘婿は人吉から熊本へと。記事を見て現役時代を思い出し頬が緩んできた。その記事は時の流れを感じさせてくれた。

  21日から始まった第87回選抜高校野球は“敦賀気比”が、北海道の“東海大四”を破り、紫紺の優勝旗を初めて越後路へもたらした。快挙と言おうか。“みんな頑張りましたね、おめでとう”。

  驚いたのはラッキーボーイの背番号17をの松本哲幣外野手。準決勝戦で2本の満塁ホームラン。決勝戦では勝ち越しの2点本塁打。たった2日で怪童が誕生した。目を見張った。過去の大選手長島・王・松井も成しえなかった大記録だ。おめでとう!これからの活躍を期待していますよ。