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二人のビッグショー(沢田研二・郷ひろみ)

2020年06月01日 | TV・ラジオ・CM・映画

30日の土曜日に放送した、1994年5月30日放送のジュリー&ヒロミ「二人のビッグショー」先日の朝日放送で井上公造さんが、「年配の人ならご存知の番組・・」と言っていた番組です。はい、当方年配です。

郷さんの強い希望で共演が決まったと聞いています。ジュリーとヒロミ、昔のヒット曲に当時のジュリー新しい曲、選曲も良く、ヒロミさんとの掛け合いが楽しい番組でした。

当時、番組の観覧の希望者数が最高と言われたし、視聴率もよく、話題を集めた二人の共演でした。90年代、普段はTVに出ないジュリーがTVに出るので、すご~っく楽しみであり、久しぶりなので放送が始まるまで緊張して緊張して、放送を見た思い出があります。




いつもと違ったやり方でやりたい。まずヒロミからジュリーを紹介

(G)レディース&ジェントルマン ジュリーと呼ばれて28年。
1960年代からトップエンターテイメントinジャパン
右手にダンディズム、左手にロックンロール
心はいつも危険なダーリン サワダケンジ~!

(J)いやいやいや 照れちゃいますね
ではこっちも負けずに キャー ヒロミー!
と言われて出現して・・えっと何年だっけ?
(G)10年です(笑) 
失礼しました、22年!ヒロミー!
サンキュー!
(G)ジュリー&ツインボーカル ノンストップでヒットナンバー!
イエイイエイイエイ!行ってマウで~

♪マイレディー


♪危険なふたり


♪お嫁サンバ
サンバのリズムに激しく頭を振り踊るジュリー
(G)沢田さん沢田さん そこまでしなくても
(J)イヤイヤイヤ 大丈夫 ダイジョウブ!
行ってみよう!

♪お前がパラダイス


♪よろしく哀愁
♪ダーリング
(ちょっとテンポがゆっくりめ?大人のムード)


♪2億4000万の瞳
♪そのキスが欲しい
♪お化けのロック


♪TOKIO

乗りまくるジュリーに、ヒロミ「沢田さん(舞台から)落ちますよ」
(J)一度落ちたことがあってね(※京都で落ちました)
(G)しかし沢田さん相変らず派手ですね~
(J)まだまだ若い連中には負けませんよ!
ヒップポップだか?あ~アップだかアルミホイルだか
いろいろ・・
(G)細かくチェックしてますね
(J)だからといって、若い連中にすり寄っちゃいけない
オーレー オレオレオレ~とかね
(G)Jリーグですか?
(J)僕ら野球世代だから

(G)懐かしいですね、ジュリーズvsヒロミーズ
(J)やりましたね~
(G)何回もジュリーズとは一番多く対戦しました
忘れられないのは沢田さんからスリーランホームラン打ったの覚えてます。
(J)ほったのよ、世田谷の公園で!スコーンと打たれて
(G)生涯忘れられないホームランです。
もうひと試合は、27対3とかで負けたことある。
なんといっても、サッカーより野球ですよね!
ねえ、皆さん。(会場の拍手に)割と今日は年配の方が多いみたい。爆笑
(G)今でも野球を観にいかれたりしますか?
(J)今年は阪神がいまひとつでね、いまに いまさん いまし
もうダメですね。

(G)阪神と言えばタイガース、かつてのGSですね。
(J)グループサウンズね
(G)これが若い人たちの間で、スッゴイ受けてるのご存知ですか?
(J)ほんと~ 困ったもんだね、それは。
今の若い奴にそういうのがわかるのかね。
(G)いいんじゃないですかね、70年代が流行っているんですから
(J)そういえば、ヒデキとか ゴローはどうしたの?
素知らぬ顔で靴ひもを直すヒロミ

 

(J)ヒロミ君の場合はね、ひと味違ってたよ。ワザとらしい?
(二人でアタフタしながら)
違ってました?
(J)だってね、あなたにはニューヨークがあるじゃない。
摩天楼の薫りがする。
(G)沢田さんの方こそ先輩たちの中で、全然違う輝きがありましたね。
(J)そうかね
(G)僕がニューヨークなら、沢田さんの場合、関西伝統のお笑い精神
というんでしょうか
(ジュリーズッコケて)
(J)ほな、次いってみまひょか

「哀愁のカサブランカ」
「幻の恋」囁くようなジュリーの歌声、しっとりと優雅な時間が流れる


「恋の弱み」
「ストリッパー」
「バイブレーション胸から胸へ」
「カサブランカ・ダンディ」ヒロミと二人で

「Hey Hey おおきに毎度あり」

 

ジュリーとヒロミの若い時のパネル
(客席から)可愛い~キャ~

(G)今日は僕は失礼な事 色々言ってしまいましたけど、
沢田さんは僕にとって永遠の存在といいますかね
憧れだったんですね


(J)いや、そうね面と向かって言われると、どうリアクションしていいのか。
(G)例えば沢田さんがバンドをバックに唄ったりとか
男性でメークをしたりとか、あるいは派手な衣装を
皆を驚かせたりとか、そういう事と言うのは
きっと僕らは沢田さんの後姿を追いかけているという事
なんですよね。
(J)なんか皆さんのお父さんみたいなものですな!
背中を見て育った(笑)


でもヒロミ君の場合は以前から不思議な存在だったですよ。
(G)不思議ですか?
(J)ほんと、ほんと。ミステリアスというんですか。
楽屋なんかで、カックラキンで逢ったりしたら
タイプライターやってる。英会話の勉強したりとか。
すご~い忙しいだろうな、と思っていると留学したりとか
(G)それは沢田さんから教わった事で、沢田さんは人と違う
自分の道を歩きたいということで
(J)ヒロミ君も僕も、どっちかというと目立つが一番
人とは違うという、こういうポリシーだったですね。
My Wayを行ってましたね。

(J)どう思い返しても、二人とも浮いてたよね。(笑)
やっぱり浮いてましたかね。
(G)最近は沢田さんはいかがですか?
(J)最近はね、謙虚なジュリーで有名なんです。
もう 我儘ジュリーなんて言われたの昔の話しですよ。


(G)奥様に対してもですか?
と言われてジュリー、靴ヒモを結ぶ
(G)今日は二人とも都合が悪くなると、紐が無いのに
すぐ紐を結ぶ。沢田さん失礼しました。
(J)次、行きますか。
「言えないよ」
「卑怯者」


(G)さあ、一晩だけのスーパーバンド,GO JULIE GO も
早くも解散の時がやってきてしまいました。
沢田さん、もっとやりたいですね(^-^)
(J)でもバンドって言うのはね、盛り上がっている時に
別れるのがいいらしい。
(G)またね、いつかやりたいですね。
(J)そうだね、今度はどこで逢えるかね?
(G)フジTVじゃないですか?
(二人並んで靴ひもを直す)

(J)それでは、おなごり惜しゅうございますが
ラストナンバーとなります。
「ALL FOR LOVE」



TVに出るのは久しぶりのジュリーよりも、ヒロミさんの方が、先輩ジュリーに対して緊張しているように見えました。ジュリーに対して、最後までキチンとした丁寧な口調を崩しませんでしたが、でも二人とも、とても楽しそうでした。

観覧されたJ友さんにその時の事を伺っていて、以前にもブログで載せたのですが
『みんなそれぞれ、往復ハガキ三枚位だして行きました、席は二階で不満でした。ビッグショーの収録終わってからそれぞれ、一曲?ずつ歌ってくれた、ジュリーはサムライだったと思う。』とのことでした。

以前のブログで紹介したのですが、郷さんは、4年ほど前のTV番組で

「郷ひろみのパフォーマンスを作った運命の音楽。お手本にした一曲「沢田研二・勝手にしやがれ」 『沢田さんはもう、僕にとっては憧れの人ですね。
沢田さんはたぶん僕より7つくらい上だったと思うんです。僕にないものもたくさん持ってらっしゃったんで、どうやったら、沢田さんみたいになれるだろうなぁっていうことを密かに考えていたし。どうやったら、ああやってセクシーになれるんだろう、って真似していたりしてました。』と話していたそうです。

わたくし、1972年に郷さんがデビュー前に、セブンティーン誌に期待の新人と大きなグラビアが載ったことを覚えています。可愛い!とすぐ顔を覚えました。郷さんはNHK大河の「新平家物語」がデビュー作で、これも見ていたのが自慢・・と言っても、ジュリーブログでは全く自慢にはならないのが残念です~(^^ゞ

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