昨日26日の、神戸新聞夕刊。読者の投稿欄「いい耳」
お弁当を持って一日中、タイガースの「世界は僕らを待っている」を見たとの投書。
神戸市民のJ友さんも、見に行かれたそうですが、あの頃の多くの女学生が見たと思います。サリーが「世の中の女の子皆が、ジュリーファンじゃないかと思った」と当時の熱狂を語っていましたが、あの頃中学生だった兄も、級友と姫路の映画館に見に行きました。男の子だって、GSがタイガースが大好きでした。当時の私はまだ小学生だったので、映画には行けずでした。
兄が見に行った時、地元の姫路の私立女子高の生徒を先生が先導して、皆で見に来ていたそうです。1968年の春のあの頃は、まだGSが不良だとか、見に行くなとか、禁止していなかったんでしょうね。禁止するよりも、学校の皆で見に行くことにしたのでしょうが、話のわかる女子高ですわ! しかしファンじゃない人もいるはず、一緒に見たんでしょうか?それは不明??
女子高ぐるみで見に来たことに兄はよほど驚いたらしく、映画館から帰って来るなりH女子高が皆で映画館に来ていた!と騒いでいました。その後も折に触れて、その話をしていたので、私もお蔭で忘れません。神戸ではGS禁止令が出て、J友さんから、スパイダースを見に行ったお友達が停学になったと聞いています。姫路市と神戸市では、GSに対する風当たりが最初から違ったのかどうか? 1968年の夏頃にはオックスの失神で、世間からの風当たりが強くなったので、GSへの逆風はさらに強くなっていったと思います。
映画館のあった、阪急神戸ビルは1995年の阪神淡路大震災で倒壊し、26年もたって 2021年に高層ビルとして蘇ります。
昔の画像
阪急ビルの右側に「宝塚ファミリーランド」「西宮スタジアム」との文字がありますが、今はもう二つとも有りません。西宮スタジアムは今は無き阪急ブレーブスの本拠地で、タイガースがコンサートをしたことも有りました。