J友さんから、ご報告を頂きました。
J友さんのJ友さんは、去年の大阪の明月荘の解体時には、何度も現地に通われたそうです。(去年の明月荘の解体の様子を伝えるブログ⇒ 明月荘、取り壊し 2019年04月19日)
J友さんのJ友さんは、そのまま明月荘の瓦礫とともに捨てられる運命だった、玄関横に茂っていた葉っぱを持ち帰り、
ご自宅のプランターに移植したそうです。
あれから1年と2カ月がたち
花が咲いたそうです。
上に向き長い茎をスーッと伸ばした
うす紫色の花はアガパンサス。
明月荘は無くなっても花は咲く。
ガーデニングが趣味の私ですが、
出根草の毎年必ず花を咲かせる力
強さにちょっと感動しています。
去年の解体中の明月荘の画像を頂きました。
玄関前
玄関前の背の高い木には、上の写真にも小さく写っていますが、薄紫色の藤の花が咲いていたそうです。藤も、棕櫚(シュロ)の木も、ジュリー達が明月荘に住んでいた頃から、すでに植わっていたのではないか?と思うのですが、80年代末には、もう住む人がいなくなっていたのに、人が水をやらなくても元気に育ち続けていたんですよね。植物たちの生命力のは、人間と比べてなんて強いのでしょう。
今はもう跡形もない明月荘ですが、そこに植わっていたアガパンサスがJ友さんのJ友さんのお宅で、立派に命を繋いでいると知り、なんだかとても安堵し、嬉しいと思いました。
もう途切れてしまったと思っていた、ジュリーたちの青春の地の「明月荘」の記憶の証人として、アガパンサスの花は再びプランターの中で息づいていました。
地植えにしたら、もっと大きくなります。どうぞ、これからも大切に「明月荘」の証のアガパンサスを育てて下さい。ジュリーたちの思い出が、この先もずっと途切れないように