もう30年もたちましたか~!「ヒルコ 妖怪ハンター」
J友さんと二人、三宮の数人しか入っていないガランとした映画館で、怖い場面は指の隙間からチラチラ見たのを思い出します。ジュリーは考古学者というには、ボヨンと人が良さそうな笑顔で、怪物と対決してギャ~!!と叫んでいましたっけ。
数年前に、神戸市のミニシアター元町映画館で上映されたので、今度はJ友さんの人数も増えて4人ほどで見ました。二度目となると、血がドバーッ!!生首ゴロンもなんとか眼をそらさずに見られるようになりました(^^; スプラッターホラーですが、伝奇ロマンの要素も有り、以外に見終ったあとには清々しい空気が流れていました。
それにしてもこの映画のビジュアルには、一言言わずにはおられません。どういうつもり?
なんで、工藤正貴さんの方が主演のジュリーよりも手前にいるの?これはおかしいよね(-_-;) 工藤さんは現在、役者はやっていないと聞いています。多くのジュリーファンを無視して、いったい誰に向かって宣伝しているんでしょうか?責任者だれや
塚本監督は、俳優として朝ドラ「カーネーション」などにも出演されていて、今は役者としての方がよくお見かけするようになりました。監督、ポスタービジュアルを何とかしてください。見に行くのは、映画ファンもいるとは思うけれど、ほぼジュリーファンですよ。
諸星大二郎×塚本晋也×沢田研二「ヒルコ 妖怪ハンター」30周年 7月9日からレストア&リマスター版上映!
塚本晋也監督の第2作「ヒルコ 妖怪ハンター」(1991)が公開から30周年を記念し、レストア&リマスター版で7月9日からテアトル新宿で上映される。このほどポスタービジュアルが完成、塚本晋也監督のコメント動画が公開された。
クリエイターから異分野の研究者など、あらゆる方面から絶大な支持を得ている漫画家・諸星大二郎原作、60年代後半のグループサウンズ時代から豊かな表現力で圧倒的に存在し続ける沢田研二が主演。サイバーパンク・ムービー「鉄男」で衝撃的世界デビューを果たした塚本監督の、初の35ミリ、初のメジャー配給となる作品で「どうしてもお願いしたかった沢田研二を主演」に「大好きな諸星大二郎漫画」を監督したと語る。
大自然に囲まれた田舎町の中学校を舞台に、古墳から蘇った妖怪ヒルコと、ドジできまじめな考古学者と甥の中学生が対決。ミニチュアワーク、人形アニメ、マットアート、ハイビジョン合成など当時の特撮の総力を結集して実現したエンタテインメント・アドベンチャーホラーだ。
このほど上映されるのは、オリジナルネガから高解像度スキャニングを行い、グレーディングを施した最新マスターをデジタル化し、塚本監督が納得した完全版。山や道や空や太陽や樹々などの実景、グラデーションがリアルに、光と影が見事に蘇る。塚本監督は「初めて挑戦したメジャー映画『ヒルコ 妖怪ハンター』が、今年、30周年を迎えました。レストア&リマスターして初公開時のフィルムのままきれいに蘇りました。この夏の物語を体験していただきたいと思います」とコメントを寄せている。
「ヒルコ 妖怪ハンター」(http://www.makotoyacoltd.jp/hiruko/)は、7月9日からテアトル新宿で上映、7月21日にBlu-ray4180円 (税込)発売。