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今日のテーマは「美肌〜Beautiful Skin〜」はジュリ~♪

2021年05月16日 | TV・ラジオ・CM・映画

 

J友さんから、情報をいただきました。

COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜「美肌〜Beautiful Skin〜」
2021年5月16日 NHK BS1

今日のテーマは「美肌! 」       
最近は日本では顔の脱毛をしたり、パックしたり…  田中ウルヴエ京さんが、昔から日本では沢田研二さんのような、中性的なキレイな男性がもてはやされて来た!と突然名前がでてビックリしました。この番組では、いつも日本在住の外国人が数人出て、日本側からは1人が解説者として出ています。
外国人の男性が「顔のレーザー永久脱毛、99800円なんかしないし、ヒゲがあった方が男らしい、外国では色んな民族と共存しているから、女性も美肌で白いのが良いとは決められない」と話していました。

※田中ウルヴェ京(たなかウルヴェみやこ)
シンクロナイズドスイミング ソウル五輪デュエット銅メダリスト。現在は、個々の能力発揮を目的としたメンタルスキル・コンサルタントとして活躍中。


日本では、肌の美しさ、白い肌が良いというのは、昔からの美の基準であり価値観です。白い肌が美しいジュリーは、もちろんそれに当てはまる美男子。ところが外国の男性の「外国では色んな民族と共存しているから、女性も美肌で白いのが良いとは決められない」には、目からウロコが落ちる感じがしました。グローバルな時代に、日本も一つの価値観だけで美を計る時代ではありません。

しかし日本では不潔は罪。いっそうの美白に、男性の中性化、美肌化はますます進んでいるようです。生活の全てにおいて、ひたすら清潔感を求めるのは、日本人の特性ではないのかと思います。清潔は大切だけど、求めすぎるとどうなるのでしょうか。


そんなことを思いながら、夜の11時。阪神巨人戦に勝利して、4ゲーム半の差をつけた阪神タイガース勝利のプロ野球ニュースを見なくっちゃ~♪ と、CS放送にしたら、日本映画専門チャンネルで「太陽を盗んだ男」を放送していました。

もう何度見たか数えきれないけど、ついつい途中から また見ちゃった。そういえば、誠の要求は「巨人戦を全部見せろ」でした。今では全部見られます。誠ちゃん、BSとCSの料金を払っておくれ。そしたら全部見せてあげるのに~

派手なカーアクションに、文太さんとの格闘シーンでは血まみれドロドロの壮絶さ。当時は化粧して派手な歌手として認識されていたジュリーなのに、ようやったね~ このジュリーには、妖艶で華麗なジュリーの影は微塵もない。

ジュリーにこの役をオファーしたのは、美肌であったからとは思えないけど。ジュリーの持つ若者の底の知れなさ、分からなさ、やるせなさ、虚無感・・ そしてスターだけの持つパワーか

山下警部が、「ローリングストーンズなんぞ来やせん。来ないと知った者が暴動を起こすかもしれない。それを一網打尽、その中にお前も入っているはずだった。」山下警部、それは取らぬ狸の皮算用では。

日本人の男のおとなしさは、まさに美白を求める男達と同じ、血の気は薄いのだよ。文句を言いながらも、殆どの人は騒がずにおとなしく帰ったと思うね。綺麗で白いジュリーの方が、その辺の男達より血の気は多かったりするのにね(^^;

バックに流れる井上尭之さんの劇的な映画音楽が、場面・場面をさらに大いに盛り上げて最高です!

番組の解説で軽部さんが「本当に、映画の制作に当たり、ローリングストーンズを呼ぼうという計画があった。」と話していました。その軽部さんの後ろに「我が名はジュリー」

やっぱりジュリーは美しい

というわけで、皆様、色は白いが血の気の多いジュリーが武道館で・・ いや、東京フォーラム、名古屋、大阪フェスで清潔除菌をむねにお待ちしています。


ジュリーのように豪華に華麗に、我が家でアマリリスが咲き誇っています。

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「生きるっちゅーのは ほんまにしんどうて おもろいな」

2021年05月16日 | TV・ラジオ・CM・映画

 

金曜日に、最終回を迎えた「おちょやん」。道頓堀のお茶屋街、日本映画界や松竹新喜劇の勃興を舞台に、家族との絆もあれば、切りたくなる縁も、切られる縁も有る、様々な人たちを描いて心に残る名作でした。

同僚は鶴亀新喜劇のモデルである、松竹新喜劇の元団員でした。普通の人よりは演劇の話が通じる私に、秘密にしているけど実は・・と打ち明けてくれ、へ~っと驚きました。私の知り合いに元女優なんて他にはいませんもの。

しかし劇団では藤山寛美さんのお気に入りにならない限り、いい役はつかないという現実に、役者を諦めて若いうちに、後に結婚したご主人とともに退団したのだそうです。

一昨日、職場で二人だけの時に「おちょやん」は最終回だね、と話しかけてくる同僚に、ジュリーの「桂春団治」の舞台を昔、観に行ったと話したら「あんなに太って!」と言い出した(-_-;) 

今は太ってないわ(-_-;)!と強く反論しつつ、話を変えようとしたら・・

同僚「曾我廼家文童さんて知ってる?」
私「もちろん、春団治では車夫をしていたね。あの演技、良かったわぁ〜!ファンなの」
同僚「んま~、そんなことを知ってるなんて嬉しい。文童さんは私の同期よ」
え~! まさかの同期!!と大感激

哀愁の漂う演技で、出番は多くなくとも強い印象を残した文童さん。仕事中に詳しい話はできず、今度 話を聞かせてね!!とお願いをしておきました。

松竹新喜劇は、喜劇王の藤山寛美さんを亡くしてから、時代の流れも有り 劇団としては低迷中であるのは間違いがありません。寛美さんの娘の直美さんは劇団員ではなく、客を呼べるスターを産み出せてはいません。

「おちょやん」を好機に、番組中で紹介された演目や桂春団治を、藤山直美さんの演じる春団治の姉のおあきと、支配人の熊田を演じている西川忠さんが演じる、おあきの弟の春団治との、姉と弟の話に替えて上演する予定でしたが・・ 

コロナのせいで、中止になったようです。


おちょやんは、心に残る台詞も多数ありました。

久しぶりに顔を合わせた千代と一平の会話も、視聴者の多くは我が身の人生と重ね合わせて聴いたのではないでしょうか。もちろんそれは、人生で多くの失敗を繰り返してきた私にとっも、考えてもしゃーない「今ある人生 それが全てですな」

(千代)もし私らがいっしょにいてたら

どないな人生があったんやろか

(一平)考えてもしゃーないがな

(千代)そうですな、今ある人生 それが全てですな

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(千代)生きるっちゅーのは ほんまにしんどうて
おもろいな

「もし私ら一緒にいてたら、どないな人生があったやろか」
「そないなこと考えてもしゃあないがな」
「そうですな。今ある人生それが全てですな。あんたと別れへんかったら大切な人たちと出会うこともでけへんかった。あんさんも私も愛する我が子と出会うこともでけへんかった」


「おはようおかえり」、お千代を送り出すこの言葉は、母方の祖母が使っていました。味わい深く優しく懐かしい、この言葉を聞いたのは、50数年ぶりです。画像は13日の神戸新聞夕刊

ずっと番組内では「いってらっしゃい」と言っていて、この時代の関西なら「おはようおかえり」だろうと思いながら見ていたので、ついに言ってくれた!としみじみと嬉しかったです(^-^)



「ヒルコ 妖怪ハンター」のポスタービジュアルをどうにかしてほしい、塚本監督・・ と思っていたら、金曜日のNHKの「半径5m」に絵本作家の役で、俳優として出演されていました。

監督、どうにかしてください。

そういえば、おちょやんにも出ていた、主人公の母役の いしのようこさんは、「悪名」では、朝吉が惚れぬいたお絹やったな、と思ってドラマを見ていました。

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