波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

8月の朝夕

2024年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム

うい健康と足りない貯金でも、「今日も楽しかったな」で寝付き「今日はどんな楽しみがあるかな」で始まる朝、こういう暮らしが長く続いて欲しい。昔はもっと固い『生きがい』だったが、時間とともに芯は残っていても柔らかくなり、その分、好き嫌いに正直迅速に反応しストレスが残らなくなってきた。もう少しで思うがままの言動でも嫌われず仙人初級試験に合格できるかも(笑) 崎の平和式典にイスラエル招待しないから出席しないとウクライナ支援の各国代表。円滑な運営できるなら紛争当事国こそ呼ぶべきだの長崎市長に共感しつつ、ウクライナ支援の欺瞞を思う。ガザの非道非正義、死者4万、学校攻撃で多くの子どもが亡くなり62万人全員が1学年分の教育受けられず2600人の教師死傷。 違いは「この人の言うことはたぶん正しいから」というバイアスかけたままのものごと判断。先週のブログ記事『危うさの時に』のこと。直接本人どうしでなく第三者の判断が間違い固定。電話ではなく、対面で話せばすぐに解決したはず、電話1本の便利主義は危険。こういう間違いは妙に頭に残るなあ。今週、珍しく頭痛が続く。 ライドと名誉欲の近そうで全く遠い意味を思う。他の人に喜んで貰うのが親切で自分で喜んでいるだけがお節介に似ている。これ、仙人上級試験突破の難問かもなあ。 


画像は、一篭の朝の収穫。やっと20℃越えるようになり遅ればせながらの喜び。花が咲いた後の成長の早さに驚き喜ぶ。イラストは未だ描かない西部遭『自死について』読み、孤独と無目標で楽しみの無い老いの末路を言葉の藪を漕ぎ手で払うように読む。ちゃんとした死生観が必要だな。

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園芸用支柱入れつくる

2024年08月06日 | 図工・調理

作業の支柱は、苗支え、ツル誘導、鹿入場お断り網、防寒防雪等で1年中活躍してもらう必須用具。畑が大きくなるにつれ本数が増え置き場所に困るようになっていたので支柱入れ作成。雨降り2日間はさみ、設計メモ、材料購入、板切断、接続、塗装を、手ノコ使い楽しむ。切った材料どうしがピタリ合わさり直角に収まるとととても気持ち良い。最後に防虫防腐塗料で仕上げ、お気に入りのグリーンが店舗にも通販にもなくメーカーも作っていないようだから今回で最後かな。黒や茶よりさり気なくスマートなのに残念。

 

便解消の作業が園芸にはついて回る。作物の生育はもちろん、それにつながる森羅万象の知識と作業と才能が必要だから『百姓』、少し触れたというか遊んだだけでも分かる、蔑みでなく尊称の仕事。プロは心から凄いと思う。


画像おくの朝顔、葉数は増えたが花芽はまだまだ。ここ最近15℃だからなあ 伊丹十三と緒形拳は波風氏の思う「カッコ良い男」、風貌や佇まいもあるが言葉の選び方、レタリングや書の個性に強く惹かれる。世の中にはこういう才能の人もいるのだ。享年64歳、71歳、俺より若くして亡くなっている。

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危うさの時に

2024年08月03日 | 日記・エッセイ・コラム

に何も入っていなかったからもう一度確かめてくれないかと言われた。札と硬貨を数えて入れて渡したのをありありと覚えていたから相手側の間違いでは無いかと思ったが、お金のことだからザワザワする感情を抑えて「わかりました」と電話を切った。不思議なことがあるものだ、いや、老いのせいで自分の気づかない間違いかもしれないと思った。理屈抜きに、絶対に相手を悪く思わず自分が悪いと決めた。何度確かめても「何も入っていない」理由は見つけられなかったが。

い頃に出来たピアノが老いてから出来なくなったことを、周りの人たちの助けで授かったことを返すときが来たのだ、という話を知った。お金の話の次の日に。生きる術を身につけられた感謝と、それを手放すときがきたことを率直に認める潔さを感じた。「返す」相手は自分より若い人だと思った。電話が来て、自分の勘違いだったと謝罪があった。一晩、俺も年貢の納め時かなとウンザリしていたが息を吹き返した気分になった。あらためて、渡すときにお金を見せて確かめなかった自分が悪いと思った。同時に、これから1つずつ出来なくなるのは、1つづつ返すことという言葉を反芻した。


画像は庄野潤三著『プールサイド小景』(新潮文庫)、いつか読もうと思っていた小説家。平凡で穏やかな日常に隠れている危うさを描く洗練された小説。戦後すぐの作品が今も読み継がれているのがわかるな。畑仕事のない雨の日に読む 記事中のピアノの話は、美智子上皇が残されたもの。

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屋外園芸用具棚つくる

2024年08月01日 | 図工・調理

やブリキの如雨露(中が錆びて使用不可)を置く棚つくる。画像では小さく見えるが180×90㎝ある。波風食堂の横のスチール製物置の灰色金属の壁を隠すのも目的。近所の知人から貰った船のデッキ古材が役に立った。グリーン色の防虫防腐剤で塗装。手前の横木もプロパンガスボンベを隠す塀。古材が足りなかったので新材に墨汁を薄めて塗り調子をあわせた。食堂の椅子やテーブルも同じように塗装し時間経過感の渋さを面白がっている。

や庭の作業は土いじりだけでなく、煉瓦道や用具置き場などのモノづくりを楽しまなくては損。画像の煉瓦小広場は紫陽花の手前の煉瓦道に続く作業場。雨上がりで地面が濡れていても作業ができる。作業台を置き、園芸と木工の作業。今、胡瓜やミニトマト、豆類や朝顔などの支柱立てを作っている。支柱は冬囲いにも使うから園芸の重要アイテム。これも「どう使いやすく、合理的に、頑丈に作るか」を寝ても冷めても(笑)

野ファーム(旭川永山の見事な花壇)の花や草(雑草も活躍!)に心躍り、歩道や野外用椅子、そして野外用道具棚や小屋に踊る踊る。旭川から帰り寝ても覚めても「さて、どう波風的にやるかな」の思案。誰にも遠慮せず自分の好きな『空間』を自分で作れる贅沢。ママヨさんの「なかなか良いね、☆☆☆」評価めざして。


退職して加入した国保保険料の高さに驚いている。公費投入しなければ国民皆保険制度は崩壊するね。保険証のマイナンバーカード化もそうだが、庶民が困るよう困るよう持って行かれる 名前の知らない豆をもらい旨い旨いと食べ少し残しておいて植えたらクリーム色の花が咲き豆みたいな実がったなった。嬉しいなあ、面白いなあ。小松菜の跡地に秋大根とルッコラの種蒔いたら芽を出した。朝顔は咲いてくれる前兆も未だ無い。

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