悪いのは凡師ではない。「季節」なのだ。
よくある映画の台詞「貴様、どこの回し者だ!」。今の凡師ならこう答えるだろう。「金の回し者です」と。
「金は天下の回り物」とはよく言うが、春の「物入りの時期」と重なり、凡師は専ら「金の回し者」に。「不景気」という「大きな暗雲」を吹き飛ばせるはずもなく、「そよ風のような個人消費」を無い袖を振ってまで尽力している。夜中にふと目が覚め、「大丈夫かなぁ・・・」と頭をよぎる辺り、まだまだ修行不足なのかもしれない。
さて、お金を回す専門家としては、この春は大変危険な季節である。あるラジオ番 組で「春は大事な決断はするべきではない」との話題が。なにやら人間の体や頭脳というのは、「寒さに対応」するよりも「暑さ(暖かさ)に対応」する方が苦手らしく、気温が暖かくなるこの時期は「判断力」が鈍ることが多いらしい。なるほど・・・。春の陽気に後押しされて買った衝動品は、そのまま使わなかったり、荒馬さんから反省を求められたりすることも多い。そういえば、先日は右足に黒い靴下、左足は「紺色」の靴下を履いていた。
悪いのは凡師ではない。「季節」なのだ。
ともあれ、今年は雪も多く、「冬」を心の底から堪能させられた。待ちわびた「春」がようやくやってくる。春の陽気に誘われ、大福の一つでも買って帰ろうかと思うのは、決して「無駄遣い」ではない。窓から見える「春」を眺めながら、大福を頬張る行為はもはや「雅の世界」なのだ。忘れずに荒馬さんの分も買って帰るあたり、まだまだ判断力も鈍っていないと思うのだが・・・。
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毎週木曜UPの「一寸凡師の隙間コラム」作者は、立男じゃない。一寸凡師さんは「波風さんが大家で、凡師が店子(たなこ)」と称しているが、波風の依頼で書いてもらっている。この辺の事情を知らずに本ブログを読み混乱されている方もいるのであえて一言説明。
職員室内配布の日刊生徒指導情報の片隅に載るコラムがあまりに素敵だったからお願いした。イラストの小幸さんも宴会の手書き座席札がとても素敵だったのでお願いして。
早朝、立男がメールで凡師さんの原稿を受け取り本ブログに掲載し、小幸さんがそれを読みたちどころに2枚描きスキャナーで取り込み送信してくれる。現職終了後も続けていただけるのがまことに嬉しい。