今年の目標
「難しいことを兀々と」(「兀々」は「こつこつ」と読み「パイパイ」ではありません)に即して暮らしの3要素「ひと・こと・もの」で年末ジャンボ大反省してみる。
ひと ずうっと引きこもって暮らしていたら一瞬だが秋に突然明るい世界に引っぱり出された。面食らったが、安心して引きこもる切符(仙人暮らしの)をもらった感じがした。あと、2人に「間違いなく病気だ。すぐ見て貰いな」というのと「病気をなめてる。努力しないのなら縁を切る」と真剣に言い放ち結果オーライだった(アブナー)。義母の死や80代知人の病気を前に、健康的に逝かなければ駄目だと痛感。
こと なんと言っても4月からの「食べ過ぎない」だけの体重・血圧の管理。これだけで、20年来のメタボリック脱出。おかげで昆布干しアルバイトが楽になり、家事で腰を上げるのが早くなった。今年一番の変化というか努力したことがこれ。
もの 悲願だった、畳表替え、布団打ち直し、玄関網戸設置、できた。こういう作業見るのが好きだから横目でチラチラ楽しんだ。自身では一夏「立体落書き」と「自動車塗装」(出張作業もあり)で遊び続けた。成果は、「今あるものを大事にして使い切る」気持ちが前より強くなったこと。それと通じるような気がするのは、「少しでも長生きできれば、片方が亡くなっても1人で暮らす時間が短くてすむ」と言う真理。
今年の反省
を書いていると、波風氏の求めている価値観みたいのがうっすらと透けて見える。要するに、「流されない+偏らない+慎ましく=カッコ良い」のようだ。来年はここらをもっと目に見える形にしたい。今回は毎年目標のピアノなどできなかったことや家族が集まれなかったなどの残念なことは省いた。だが、「やれたこと」が多かったのは身体の変化があるからだろう。生来の「食べず嫌い」も少し治ったし。
あのタモリ氏が来年はどんな年になるかと聞かれて少し考え、「新しい戦前」と答えた(TV「徹子の部屋」)。漱石の『三四郎』で、日露戦争後の日本をあっさり「滅びますね」と言った広田先生の言葉を思い出した。公約の所得倍増を軍事費倍増にすり替える政権、そこまでされてもまだ黙ってる国民、そうなったら漱石が的中させた予言と同じ。今度は「タモリの予言」か このブログで何回も書いた「ごんぎつね」みたいな先輩が今年の春に山菜採りで倒れ、入院、療養、転居。自宅も今週初めには撤去された。らしいな、後を汚さず、手早い。始末の仕方を教えてくれた画像は「変顔時計」。自分で作って自分が癒やされている。