波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

モノ語り 3

2024年10月29日 | 図工・調理

色鉛筆BOX小物BOX。元は、ママヨさんのお母さんが長年使っていた裁縫道具箱。前者は、花や野菜を前にしてスケッチブックでイラスト描く時にとても楽になった。本数が多いプラケースを2階から落とさないように抱えて運んでいたが1度でOKに。後者の小物BOXは何に使うかはこれからだが、ママヨさんと波風氏にそれぞれ渡った。蓋のツマミを、乾燥させた小枝で作り(2つに割り、下半分をネジで固定し、上半分を接着剤で密着し(あたかも小枝がさりげなく置いてあるように見せている)、木工用ワックスで磨いた。ご飯も食べずに工作していて楽しくて仕方ない波風氏である。

モノというか道具を作るのは連綿と続いている祖先の遺伝子から来ているのだろう。作る時に、「こういうふうにしたいなあ」という古代人の心を縄文式土器のデザインに思う。暮らしの役に立つだけでなく、その頃の精神というか世界観が投影された形になっているのだろうなあ。

最近のモノづくりの関心事は自分のカラダである。今あるモノを工夫して大事に使う、自分の考えるデザインに近づける、そんなことが実に自由にできて一番身近なモノ。もう遅いかもしれないが、そんな感覚が少し湧いてきた今日このごろだ。

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モノ語り 2

2024年10月28日 | 図工・調理

ポストカードの簡易額。2ヶ所にボタン磁石を使い、ペタリと貼り付ける。普通の額は、裏蓋開け縦横ズレないようにセロテープで位置決めして裏蓋しめ、壁に留め具つけて飾る煩雑さがあるがそういうのが一切必要無い。上の画像は百均の木の箱2つで作っているが、下の画像のように空き菓子箱なら更に簡単だし、箱の中にポストカードを保管もできるよ。

印刷のイラストでも、額があるかないかで雰囲気が違う。裸か服を着ているかの違いだね、馬子にも衣装。

モノを作りたい理由はわかるようでわからないが、作ろうとする・作っている・作り終わった後のワクワク感は確実にわかってます(笑)。そして、「なんだかめんどう」という気分になったら怖いなあとも思う。新聞に「軽度認知症」(認知症の前段階)の表れは記憶低下の前の「めんどくさいなあ」と口にする意欲低下からと書いてあった。そうか、生きる意欲はそんなふうに少しづつ削られていくのか。
そう遠くないとはずの免許返納にしても、バスの乗り方だけが問題で無くバス停と自宅の歩き可能(米5キロぐらいは背負ってね)が大前提で、筋力低下に抗する体操意欲あっての話。スクワット始めて3週間になるが、階段の上り下りが楽になってきたがそれ以前の衰えをはっきりと知る機会にも。なくそう「なんだかめんどう」発言!


簡易額の極小磁石は百均で。赤ちゃんのいる家は管理に注意を。ボタン電池と同じく飲み込む怖れあり 昨日の第44回「ほんのおつきあい」、3人参加で2ヶ月ぶりの開催。波風氏とママヨさんがミヒャエル・エンデの『モモ』の感想。時間に追われる仕事や暮らしをあらためて見つめて。読書交流会も、続けることが大事なんだよね公式裏ブログ『波風食堂、準備中です』を「最後の茄子」で更新しました免許返納の話、前回も書いていた。同じ話を繰り返すのも軽度認知症の症状。おい、大丈夫か波風くん?

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モノ語り 1

2024年10月25日 | 図工・調理

鳩サブレー缶アタッシュケース、ついに作る(笑)。この空き缶で何か作れないか、何かに利用できないかと昔から思っていた。大判サブレーを食べていて思い、箱を片付ける時に思い、しまってしまうと忘れた。そんな時の息子の帰省、土産が黄色缶に入った例のサブレー。これで何もしなければ一生後悔する(笑)。そんな時にYouTubeで見た缶利用のアタッシュケース。

 

総費用500円(蝶版、パッチン金具、ネジとナット)、作業時間5時間。蓋と本体が重なりそこのネジ止めが作業の中心で、ポンチによる穴開けとネジ止めと、金ヤスリで余分なネジ部分の切り落としに時間がかかった。この作業、脱獄犯がヤスリを使って辛抱強く鉄柵を切る心境を思った。木材と違い金属なので作業一つ一つが面倒だが、完成の嬉しさを思い熱中。

 

ネジの余分が露出しているので発泡スチロールを貼り付けた。木でやろうとしたら、重くなるから発泡が良いとママヨさんのアドバイス、なるほどそうだね。
名付けて『鳩サブレー缶風  アタッシュケース』(感)。ママヨさんに「何を入れるのですか?」と聞かれたが、そんなのはわかり切っている、作るのが目的なので利用目的は未だ無い(!)。そのうち見つかるだろう。波風家ブログに載せたら「散歩のお供に良いね」の返信。それに対し、現金2000万円ぐらいは入るから今度の土産はそれにしてくれと書いたら返事が来ない。


なんかして嬉しがっている老人でありたい。外が寒くなったら家で熱中できることを探す。出来上がったらママヨさんに見せて「どうよこれ、良いでしょう?」と自己満足し、「良いわね」と言うまで評価を求め続ける(笑)  免許証返納は、バス利用出来る知力・気力・体力が無ければ無理。まず、時刻表を理解し、次いで歩いて出かける意欲があり、バス停まで歩道の段差も軽々クリアーし5キロのコメをリュックに背負って帰ってこれなきゃダメ。逆に言うと、これが出来ないから車に乗るというのは愚の骨頂。せっせとスクワットとジャンプを続けなければ老い先の持ち物処分も体力あっての話。「もう少し後で」は60代前半までの常套句。蜜柑箱一つ分にまとめておけば残された人が楽と聞くが、まだその気になれないな。アタッシュケースなんか作ってるのだから。

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文房具のハガキ

2024年10月04日 | 図工・調理

否確認の絵ハガキ(吾亦紅の)を受け取った人が訪ねてくれた。昔の同僚、今は年金暮らしで無職、札幌の街なかに住んでいるから車を手放しせっせと歩いている、この日も結構な距離を歩いて来てくれた。そうかそういうことがあったのか、今の方が前より気持ちが楽、名前を思い出せないけれどあの学校で働いていた人が亡くなったのを新聞で見た、なんて話をした。
立男さんの知人だけど、一緒に話が出来て楽しかった、悪口の無い会話だからストレスが残らない、とママヨさん。

テトのカリカリチーズ揚げ(今日の公式裏ブログ「ポテトの誘惑」参照)を作って食べる。簡単短時間に出来て熱々を珈琲とともにほおばると美味い。しかし、ポテトチップを徹底的に遠ざけている習慣が一瞬で崩れそう、やばいわ。妹に教えたら作って食べて同じやばさを感じたとライン来た。

話『モモ』、その世界に入れなかったのは忙し過ぎてゆっくり読めなかったからとママヨさん。時間泥棒の話は、現在進行形で時間泥棒されている人には落ち着いた読書は無理なんだね。国の最近の調査で、1ヶ月に本を一冊も読まない大人が6割超えと知った。まだ4割弱は本を読んでいると感心。本でも映画でもタイパ重視ダイジェスト流行に乗っている人も読書ありに入っているのかねえ?

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柿の種のハガキ

2024年09月30日 | 図工・調理

否確認を交わす知人へのハガキ。米は不足しませんという国の広報、しかし異常な高値。秋刀魚が数年ぶりの豊漁と聞くが、スーパの氷水のサンマの細いことと言ったら(涙)、バカボンのパパと違い、コレで良いのだの反対なのだ。プライベートな伝言は表の住所氏名下に。

 

飯は、塩むすびと温泉玉子とキュウリ塩漬け。教えはあの土井義晴さんの『伝説の塩結び』。目からウロコの美味さ、胡麻塩にぎりと昆布佃煮入りを作り、1個食べもう1個は夜飯用。

 

の種を描く。どうっていうことのない日常の、意識もせず口に運ぶオヤツを描いてみると、なかなか味のある形と色。上手くとか誰かに見せる力みない分、我ながら爽やか(笑)。外出から帰ってきたらママヨさんが百日草を描いていた。

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