今日から新居
住み慣れた向こうからこちらへ転居完了。向こう側のブログと画像は昨日で全面削除した。有料オプションも解約した。随分と書いたつもりの3年だが、全容量の5%くらいしか使っていないからあと60年は悠々遊べるはずだった。それにしても、3年分がボタン一つで一瞬に消えたのは便利だが怖い。
向こう側を久しぶりに訪ねられた方がいて、「たしかここに波風さんが住んでいたはずだが…」と路頭に迷われても何だから、無料ブログを開設して新住所を貼っておいた。これまでの電話回線やメールは続けるのでこういうサービスは使えるのだ。有料の目的は1つ、宣伝を入れたくないからだ。絵日記に宣伝はない。ビートたけしが「話するだけでお金をとる頭の良い奴がいる」と携帯電話のことを言っていたが、必要の無い情報を遮断するにもお金を使わせる「頭の良い奴」がいるのだ。
学校が危ない
週刊東洋経済の9月21日号が、「学校が危ない」という特集を組んでいる。紹介されているデータ自体は、これまで取り上げられたものをまとめたもの。でも、それをひとつにまとめてくれるとわかりやすくてありがたいなぁ、と思いながら読んでいた。
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「こういう雑誌がこういう特集を組んでくれることで、学校の実態をみんながわかってくれるといいね」とは、相方さん談。たしかにその通りで、教育の世界にいれば、教師の労働環境がブラックなことなんて今更言うまでもないような気がするけれど、意外とそれが知られていない気がする。
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一時期、いや、今もなのかもしれないけれど、教師バッシングとしか思えないような報道が本当に多かったように思う。そうじゃなくて、学校も先生も大変な中で踏ん張っていることなど、少しでも学校現場を励ますことを発信してほしい。
信頼の秋
先週、枝豆の葉だけがきれいに切ら取られた。隣のインゲン豆は全く手つかずだった。「こんなふうに葉を除いて陽を当てないと豆は膨らまないのか」ママヨさんと感心しつつ「いったいどなた様が…」と首を捻った。花壇の隅に、愛嬌で蒔いた30~40本の枝に成長していた。今週は豆の方を持って行かれた。度の過ぎた親切は、盗みの前兆だったのだ。
「立男君、隣近所の方を疑わなくて良かったね。見て、ここ!」とママヨさん。蹄の跡が1つ、くっきりと。こんな住宅地の猫の額にまで来るんだ。そういえば切られた葉が一つも地面に落ちてなかった。豆が膨らむまで静かに葉を食べて待っていたんだ。今回の教え、鹿は枝豆が好き(インゲンは苦手)。隣近所に怪しい人はいない。波風家の畑の基礎的知識は乏しいという事実だ。
今夜は、鹿が食べ残してくれた私たちの分で「枝豆ごはん」だ。生きものみんなにとっての秋、人間信頼の秋を、しみじみ噛みしめることにしよう。
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朝から夕まで外にいた秋分の日。小さな堆肥置き場を作る、足が壊れていたテーブル直す。まな板2枚やすりがけ。無数の包丁跡に感じるものあり 夜、グダグダの身体でイカの塩辛とバジルオイルつくる。獣の気配に耳すましたりしながら… 。