※前回(中)から続く残り3人の読書紹介。
MS(女) この読書会で紹介された本を借りて読みました。絵本『花さき山』(斎藤隆介著・滝平二郎絵:岩崎書店)。良いことをすると心に美しい花が咲く、花の咲く生活をしていきたい(笑)。漫画『イキガミ』(紹介済み)、死について深く大人向け。小説『雨鱒の川』(川上健一著:集英社文庫)、切ない両思いの二人。泣きました。
ママヨ 『茨木のり子詩集』(岩波文庫)。詩はわからないところが多いが、はっとする言葉との出会いが時々ある。この作者の詩は教科書で読み、大人になってからも読んできた。作者没後に発見された、それまでの印象と違う詩が収録されている。選者の谷川俊太郎氏は苦手な詩人だが、反戦詩『死んだ男の残したものは』の作者だと知り少し考え直した。
波風 おすすめは、詩集『えーえんとくちから』(本ブログで紹介済)。『秘密の本棚』(いしかわじゅん著:小学館)は、同著者の『漫画ノート』、『今夜、珈琲を淹れて漫画を読む』に続く漫画評論。漫画好きにはたまらない。あと、小説『パンとスープとネコ日和』(本ブログで紹介済)。
『死んだ男の残したものは』(谷川俊太郎詩、武満徹曲)は、ママヨさんが若い時に衝撃を受けた曲。一昨日のTV『サワコの朝』で、倍賞千恵子さんがとても大切な曲に挙げていた 画像は『花さき山』から。よいことをすると・・・