今月の食費
に使えるお金は残り1.800円です、とママヨさんからの厳かなお達し。波風君の体重と同時に、我が家のエンゲル係数を正常化する『波風家 新春大作戦』の1ヶ月分終了まで残り4日。ママヨさんが、せっせとパンやカステラ、クッキー作り、波風氏もウドン捏ねつつ梅ゼリー作り、いつも以上に市販製品を買わないようにしてきた。家にある食材を可能な限り使う暮らし、食費全体を計算すると市販品買う方がたぶん安く済むだろう。だが、冷蔵庫や冷凍庫の古い保存食品が料理になって空いていくのが気分良い。
やみくもに支出
を減らすのでなく、収入や昨年度決算にもとづく支出目標だから「ムダ・ムリ・ムラ」なお金の使い方に敏感になる。作った物を無駄なく美味しく食べ切るのは智恵も必要。石油、電気、水道、ガスの使用量にもかつてなく敏感な波風氏。「貧乏くさくない慎ましさ」の新春大作戦は、「いったい我が家はどんなお金の使い方をしているのか?」を直視するのが一番の目的。だから、貯金なんかに回るお金は出来ない。
ここで気づいたのは
「無駄遣い」の素敵さ(笑)。矛盾しているようだが豊かさは必要と無駄がセットなのだ。必要ではないがあると嬉しい買い物。今月、鉄瓶とハンドブレンダーを買う。かの花森安治氏が、すぐに使わなくても持っていると明るい気持ちになる物があり、家計簿の項目に『無駄遣い』を設けるべきだと言っている。これ、終戦から間の無い1952年のエッセーで今更ながら暮らし創造の天才だ。今の「新しい戦前」には、「古い戦後」すぐが役立つのかもしれない。
さて、1、800円何に使うかなあ、こんな楽しい悩みはお年玉もらっていた時以来かもなあ。
画像は、毎日使っている珈琲フィルター紙。一枚だけ取り出したいのに2枚3枚一緒に出てきて使わない分を元に戻すのが面倒この上ない。だが短時間のため毎日ガマンし続けた。ふと、「こうすりゃいいんじゃない?」の紙ズラシ。積年の課題、解決しました 明日、先月に続く読書交流会『ほんのおつきあい』開催予定。コロナが落ち着き始めると外に向かって深く息が吸える感じ。