今まで、畑や木工の外でやる仕事を「外仕事」、調理や掃除などを総称して家事と言っていた。コロナ禍で会社仕事を家でやるのを「家仕事」と聞きフーンと思った。波風氏的に言わせてもらうと、「家事」はまさしく「家事労働」で「家仕事」、無賃労働と賃金労働が一緒くたになったようで変な感じした。ある筋の統計調査で家事労働は年間約300万円(専業主婦350万~共働き主婦225万)の給与換算の仕事と言われるが、子育てや親戚・近所交際、細々した事務処理、介護や看護も入れるとそんな額で収まる筈が無い。
波風氏は今後、これまでの家事労働を『家(うち)しごと』、従来の家の周りの仕事を『外しごと』とし、家で行う会社の賃金労働を『家(いえ)しごと』とする。こんな区別しても我が国的にはなんの影響も無いが、波風本人の気分が違う(笑)
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家(うち)しごとの基本は「食器洗い」とママヨさん。調理が家族の命と健康を守り、食事が暮らしにリズムを与えるけれで、調理道具や食器が清潔に準備されてこそですと言う。最初意外に思ったが、そうなんだね。あの土井義晴さんも同じようなことを言っていた。波風氏が調理に本格参入して10年、やっとこの頃料理の出来上がりと調理道具の片付けが同時になってきた。逆に、そうしないと安心して卓について箸を握れない。
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煉瓦、黒御影ピンコロ石、砕石や砂を準備した。家から波風食堂入り口まで煉瓦小道を作るんだ。畑の周りに昨年よりも質高く鹿よけ網を巡らせたい。連休であろうがなかろうが関係無い無職老人だが、「休みだけれど働いた」気分が欲しくて連休に作業する積もりだった。それがほぼ雪とか雨の予報。すべて気温10℃以下らしいから気落ちする。連休は外しごとあきらめ、家しごとだな。
画像は、竹輪の穴にチーズ入れ燻煙した「スモーク竹輪チーズ」。チーズ+ワサビもあり。脱気してあるから冷蔵保管すれば2~3週間は大丈夫 4年目の手作りウドン、昨年から出来上がったのを小分けした塊(2人前250グラム)で冷凍保存。具合が良いので出来上がりを麺切りして冷凍したらこれも使える。発見の家しごとだね漱石『道草』読み終わる。この大作家をとても身近に感じる。最後の妻の言葉に漱石の愛を感じる。