凡師所有の携帯電話は2台。一つは秋田に住む家族との連絡用&仕事用の携帯。もう一 つは荒馬さんとの連絡用&仕事(プレゼン)&スケジュール管理用のiphone。諸事情があり、なかなか一本化ができない。月々の携帯にかかるお金を考えれば一本化したほうがいいのだろうが・・・。
6月9日は荒馬さんの誕生日だった。
「家族の記念日は私の記念日でもある。」~これは一部マニアックなファンに人気の「ミスター凡師の名言集」の中でも上位に食い込む名言。いわば名言中の名言なのだ。
記念日と言えば贈り物、贈り物と言えば記念日。荒馬さんの冷ややかな目を気にせず、堂々と買い物していい、もとい「贈り物を贈っていい」日なのだ。(自分にも)
今年のプレゼントは時計。(決して、自分が欲しかった物が時計だったからではない。時計を贈りたかったのだ。)緊縮財政の凡師が普段時計なんか買った日には、刻まれるのは「時(とき)」ではなく「凡師」。記念日は身の安全も保障してくれる。もちろん「家族の記念日」なので、長男には本、次男にはアンパンマンの食玩。昨年のクリスマスで鍛えたラッピング技術を駆使し、今回も自分で包装した。デニーロの映画で『方法は3つある。「正しいやりかた」と「間違ったやりかた」、そして「俺のやりかた」だ』という台詞があるが、凡師のラッピングはまさに「オレ流」。セロテープだらけのラッピングは、一目で素人の仕事とわかる。それでも喜んでくれる荒馬さんや子ども達。しかもプレゼントは自分の分もある。(もちろんラッピング済み)
いや~、家族で祝う記念日って素晴らしい。
次の記念日までにラッピング技術を磨きたい。
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希望 杉山平一
夕ぐれはしずかに/おそってくるのに/不幸や悲しみの/事件は
列車や電車の/トンネルのように/とつぜん不意に/自分たちを/闇のなかに放り込んでしまうが/我慢していればよいのだ/一点/小さな銀貨のような光が/みるみるぐんぐん/拡がって迎えにくる筈だ
負けるな
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わからない
お父さんさんは/お母さんに怒鳴りました/こんなことわからんのか
お母さんはお兄さんを叱りました/どうしてわからないの
お兄さんは妹につっかかりました/お前はバカだなあ
妹は犬の頭をなでて/よしよしといいました
犬の名前はジョンといいます
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反射
毛布はあたゝかい/そんなことはない/あたゝかいのは/あなたです
ダイヤモンドは/光るのではない/光を反射するだけだ
あたゝかいのは/あなたのいのち/あなたのこゝろ
冷たい石も/冷たい人も/あなたが/あたゝかくするのだ
「がんばろう」や「きずな」をこの頃聞かない。あれは天災でなく人災だと知り、これから何万年も不安が続くことに怯え、自分と比べようのない不幸な人のことを忘れてはならないと思い始めた3.11から1年と少し。何一つ大事なことが解決していないのに、誰も責任を問われず、何の根拠もない「安全」が手を変え品を変え声高に宣伝され、重いはずの言葉がどんどん軽くなって瞬く間に消費されていく。だが、「希望」がこんなふうにこっそりと表現されていた。きちんとした思いを持つ言葉を見つけて心が少し落ち着いたりする。負けるな…か。
詩人、杉山平一氏、享年97歳、先月31日ご逝去。今朝の朝日新聞で見つけて。
昨日、映画「かもめ食堂」をTVで。友人にブログの作り方を教えてあげると予習で始めた「波風食堂 準備中です」。それとこっちと両方はきついので「止めます」と書いたら、「止めないで」のコメントが。一人だったが嬉しかった。見てくれている人がいるんだ。そして、この映画だ…最初1ヶ月、まったくお客さんが来なくても笑顔で開店していた「かもめ食堂」…フィンランドで日本の家庭の味だもんな、難しいわな。そして、なんだかんだで満席に。お客さんがいてもいなくても笑顔の人間関係が楽しい。映画「バーバー吉野」も何だか可笑しな話だった。映像がとても美しかったな。立男、もう少しやってみるか…と心境の変化。画像は「波風謹製」詰め合わせ3点セット。詳しくはあっちのブログでどうぞ。※左上画像をクリックするとパラパラ漫画風に動きます。