都合悪いこと隠す木っ端役人、古今東西果てもない。今話題の都知事様、大きな態度と小賢しい物言いが悪代官様にまこと適役で笑う。「政治とは税金の再配分」は故井上ひさし氏の名言だが、国民の税金5千万円分が徳田屋へ流れ、それが猪瀬代官へ見返り求めて転がる悪事。秘密ばれ必死な弁解は、権力の腐敗にもの申すを信条とする作家と思えず見苦しい。この国の政治の質想う。こんなのしかいないのかね。
が、こんな悪事も決して露見せず、追求されず、やっぱりこんな役人しか選べないような国家的隠蔽制度が、あれよあれよという間に衆院通過。何が秘密か秘密だが漏らすと処罰、という極めつけの悪法通る平成25年初冬。最悪な役人トップに都民なめられ、国民なめられ…もはや、権力者言いなりの近隣諸国を哀れんでる余裕なんか無い。明るい老後人生を暗くしやがるんじゃねー、の真剣な怒り炸裂。
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20年ぶりに胡蝶蘭の小さな一鉢買う。赤欲しかったけれど蕾多い白選ぶ。不安定な気候もあるが、閉塞感、不安感が音も無く浸食してくるような気分の中で。こんな色と形で生を授かっているには深遠な秘密があるはず。そう感じさせるが花の魅力なんだろう。あるだけで嬉しく、少しも騒がず佇んでいる美しさ。素敵な秘密の化身。
今日のブログ、珍しく文章先に書きイラスト後から。葉まで入れると花ボンヤリするので「一本松」みたいな中途半端な構図で。来月21日で本ブログも3年目、よく続いたもんだ 年賀状の言葉なんか考え始める11月末。〈 賀状書くけふもあしたも遭う人に(藤沢樹村) 〉