国のお達しで一昨日送られてきた『マイナンバーカード交付申請書』。中に、申請すると「マイナポイント」5.000円分もらえる、「まだ間に合う!」なんてお誘いも入ってる。元々胡散臭い『マイナンバー』、それを使わせるための『マイナンバーカード』だが、事務手続き上でいつかはカードを申請しなければならない日が来るのかなあと思っていた。カードを落としたり盗まれたりして悪用されたらただでは済まないし、金や健康等の個人情報を国に一括把握されるのはとても恐ろしい話だが。
あ、これはだめだ、まだまだ申請なんかできないぞと思ったのは「5千円あげます」で。合理的な意味がなく金をくれるのはやましさがあるはず。加えて、24日に申請書が届くように送っておいて31日まで可、と言うのがふざけてる。良いことしてやってるんだからつべこべ言わずにさっさと出せ、という感じ。庶民をなめちゃあいけない。その矢先の「マイナンバーカード 本格運用先送り」の新聞記事(3/26朝日朝刊)、やっぱりなあ。政治家も、官僚もだめなのは最近の国会中継で歴然だが、実行部隊の事務方や企業も全然だめというのだから恐ろしい。個人情報を扱う大前提がそもそもなっていないや。これ、重大問題だと思うよ。
波風氏にとって今日は特別な日なのだが、特に感慨も無い。あと10年ぐらいしたら、「特別」を味わえるかもしれない、永いな