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カフェ ローズマリー(フランス料理/湯島)
閉店しました
*南仏(プロヴァンス)料理の特別コースをバイ・ザ・グラスで
7/17の利用です。
今年はせめて季節の変わり目ごとには足を運びたいと思っている、都内で一番のお気に入りレストラン
Cafe Rosemary からスペシャルメニューのご案内が舞い込みました。
何でも通常のコースメニューの他に、料理テーマに沿った特別メニューとワインを用意するとのこと。
その第1弾が7月からの「プロヴァンス」というわけで、南仏の郷土料理をアレンジしたお料理とチーズ、さらにそれを引き立てるワインが5~6種類楽しめるというじゃないですか
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これはもう行くしかない!!と、週末に1人ディナーと洒落込みました。
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アミューズ
茄子のリエットに意表を突かれました。
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オードブル
アオリイカと夏野菜のトマトジュレがけ。初夏を感じさせる(10月の終わりに言うのも気が引けるけど…
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)爽やかな一皿です。
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魚料理
魚介の取り合わせを香り豊かなスープと共に。
マルセイユ風だそうです。
マルセイユって、ブイヤベース発祥の地なんですと。
スライスしたバゲットをスープに浸していただくのが正しい食べ方とか(SMAP×SMAPのビストロに来店したアラン・ドロン氏が言っていました)。
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肉料理
牛肉の白ワイン煮は、南フランスを代表する郷土料理。
赤ワイン煮とは対照的にサッパリとした軽さが印象的。
調理法(煮方)にもよるのでしょうが、お肉に適度な弾力が残っているところ、付け合せのたっぷり野菜も魅力的。
「プロヴァンスのハーブ香る子羊背肉のロースト」とのチョイスでした。
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プロヴァンスのチーズ
プロヴァンスには牛乳系のチーズがほとんどありません。
降雨量が少なく、石灰質の土地には牧草が生えないからだそうです。
コルシカ島で作られる羊乳のセミハードと、栗の葉に包まれた個性的な山羊のミルクのチーズをいただきました。
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デザートとコーヒー
デザートは数種類から選べます。この日はクレームブリュレをチョイス。
ワインは白・ロゼ・赤で5種類、全てグラスでいただけます。
せっかくなので、全種各お料理やチーズに合わせてお願いしてみました。
お値段は700~1,200円とかなり良心的。
普段なかなか飲む機会がないので、こういった企画はありがたいですね。
お料理と共にいただいたワインは、
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A B
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C D E
A.
Domaine La Roche Costieres de Nimes
ドメーヌ ラ・ ロッシュ コスティエール・ド・ニーム
柑橘系の爽やかな香りと、ちょっとドライな口当たりが印象的。
ディナーのスタートにピッタリな白ワイン(700円)。
人気No.1だそうで、私が「最後の1杯」でした。
B.
Domaine Chaume-Arnaud Portes de la Méditerranée Rougee 2006
ドメーヌ ショーム=アルノー ポルト・ド・ラ・メディテラネ ルージュ
「地中海への門」と名づけられたミディアムライトのデイリーワイン。
女性醸造家らしい繊細でやさしいテイストが魅力(700円)。
C.
Domaine la Ferme Blanche CASISS 2006
ドメーヌ ド・ラ・フェルム ブランシュ カシ
まろやかなやさしい口当たりの辛口で、ブイヤベースとの相性は抜群!(800円)
D.
Domaine de la Vieille Julienne Rose 2007
ドメーヌ ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌ ロゼ
「パーカー100点蔵」が手がけるロゼワインは、フレッシュで爽やかな飲み心地(1,000円)。
E.
Muscat de Beaumes de Venise
ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ
コート・デュ・ローヌ地方の南部ヴォークリューズで造られている、ミュスカ(マスカット)100%の酒精強化ワイン(1,200円)。
地元ではフォアグラ料理や完熟メロンと一緒に供されるそうです。
個人的にはAの白ワイン、Eのデザートワインが特に気に入りました。
※詳細については「お酒のお話」のカテゴリーで後日記事を作成します。
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A B
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C D
A.アイオリ風味(にんにく、卵黄、オリーブオイル、塩、胡椒)が南仏風。
B.パン
C.Corsica(コルシカ)
その名の通り、地中海に浮かぶコルシカ島で作られる羊乳製のチーズ。
表皮が白かびに覆われたセミハードタイプで、濃厚なわけではないけれど、ミルクのコク、甘みがたっぷり。
クセがなく口当たりのいい私好みのチーズ。
D.Banon(バノン )
プロヴァンスのハーブを食べた山羊のミルクで造られるチーズ。オー・ド・ヴィ(蒸留酒)に浸した栗の葉で包んでいるため、クリーミーで香り高い。日が経つとトロトロのウォッシュド状態に。赤ワインと相性良し。
夏にぴったりな南仏料理をフルコースで楽しめるこの特別メニュー、なんとたったの5,500円、 バイ・ザ・グラスでワインを頼んでも9,900円です!
思えばプロヴァンスは梶川シェフの修行先なんですね。
この料理テーマに沿った特別メニューは今後も続くそうなので楽しみ。
(ちなみに10月後半の現在はブルゴーニュ地方をテーマに展開中)
■Cafe Rosemary
□11:30~14:00
17:30~21:00
□水曜定休
□文京区湯島3-1-4
ブリランテ湯島1F
□03-3837-1455
※前回のカフェ・ローズマリーは
こちら