
今年のBESTレースはツール・デ・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン、Ronde van Vlaanderen)に決めた。
ベルギーのフランドル地方の大会で、冷たい雨、石畳にどろどろになりながらの一戦だった。
クイックステップのエース ボーネンのアシストに徹していると思っていたベルギーチャンピオンジャージを着たデヴォルデルが、10キロ以上の単独ロングアタックを決めて地元優勝。

もうこれでもかと云う位、道路に接近して並ぶ観客も地元選手の逃げにわあわあ大騒ぎ。さすがに残り数キロでラボバンクのフレチャが追っかけてきた。観客はフレチャにもどなっている。たぶん「追っかけるなあーー」なんて言っていたのだろう。あと少しのところでフレチャが失速。てっきりデヴォルデルに対する地元の応援の凄さ追走をあきらめように見えた。
しかし、あとからサイスポのレポートを読むと「スペイン人初の優勝を逃したフレチャは泣いていた」とあった。
フレチャのもしやの追っかけで、はらはらどきどきの展開になり、デヴォルデルの優勝はさらに盛り上がった。
You tubeのCYCLING.TVのCMでのこのレース。
イギリス訛り(?)の英語の実況もあいまって、レースの雰囲気が伝わってくる。この映像は自分のWALKMANに取り込んでいるほどだ。
No Guts No Glory - Tour of Flanders
どないでっか?
日本のTVでは、雨がやんで日が差し、デヴォルデルがベルギーチャンピオンジャージの上着を沿道に脱ぎ捨て時に解説の栗村さんが「あのジャージ拾いたいですねえ。」とナイスなコメント。「拾った人ラッキーですよね。チーム関係者がいたんですかねえ」などと真剣にほしがっていた。
この後のレース、パリ~ルーベではデヴォルデルのアシストでボーネンが優勝。石畳でクイックステップの強さを見せつけた今年の前半戦でした。
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